たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

アレルギーが判明!それもお米ー!!!

生後10か月になった息子に初めてパンを食べさせた日の晩、背中にポツポツができて、3日間消えなかった。

私の父が還暦で小麦粉アレルギーになったので、これは間違いなく小麦粉だ!!と思った。

 

近所の小児科アレルギー科と迷ったんだけど、年の瀬の鈴木診療所に連絡をしたら、その日の晩に来てよいと言われ、驚いて勇んで家を出た。

だって、数ヶ月待ちかと思ったら当日来てよいと言われたから。

 

京都に10年も暮らすと、周りで1人や2人、アレルギーで有名な鈴木診療所にかかる人に出会う。

 

謎の頭痛や下痢、皮膚疾患などで、いろんな病院の精密検査を受けるも、原因不明と言われ、あてがなくなり、最後に行き着く鈴木診療所。

東京とか遠方の人も多く通うので、34か月待ちとか、とにかく混んでいる印象だった。

私みたいな、そこまで切羽詰まってない人間は、切羽詰まった時にいつか行こう!と思って、一度も行ったことがなかった。

コロナで遠方の人が来なくて比較的空いているのと、0歳の赤ん坊だからか(しゃべって説明できないから?)、症状が出ているうちにすぐ来て良いと言われ、いやー、それなら私もついでに診ていただきたい!と、ねじ込んでもらったカタチ。

 

結論から言うと、息子のアレルギーは小麦粉じゃなかった。

むしろ、米だった!!!これには超ショック!!

 

小麦粉は関係なかったのに、小麦粉だと思いこんでいた私は、3日間小麦粉は一切与えずに、米だけを与えていた。

アレルギーがなにか分からなかったら、ずっとそれを貫いたろうと思う。

 

それに、息子のほっぺの赤いガサガサもアレルギーの反応だった。

「なんでいつも爪でかいちゃうんだろう。。」くらいにしか思ってなかった。ゴメンや。

鈴木先生は、「あら?これもアレルギーよ。」と言って調べてくれて、その結果、それは羽毛だった。

 

まだ母乳をたっぷりあげているので、私のアレルギーと息子のアレルギーと2人とものアレルギーが関係していて、やたらめったら分かりにくい。

わかりやすいのは、2人とものアレルギーで、それは、卵と羽毛だった。

これは、しばらく絶つに限る。絶つことで症状が緩和するかどうか様子をみる。

 

卵は、私が一日にクッキー一枚程度を食べ続ける(ごく小量を摂取し続ける)ように指導された。

羽毛は、息子の掛け布団は綿100%だったんだけど、寒くなって添い乳するときに、私の羽毛布団を彼にガバサーと掛けていた。

 

帰ってその日のうちに、私は羽毛布団をやめ、夫も1週間以内にやめた。部屋から羽毛布団を全部出した。

私はダウンのチョッキを部屋着でいつも着ていたが、これもやめた。

やめて数日で、ほっぺはすごくよくなった。

スケジュール帳にメモってる程度の育児メモによれば、夏の暑い時期はほっぺは赤くなってなかった。夏前の羽毛布団を使っていた頃にほっぺのことが言及されていた!!マジでか!!顕著すぎ!!

 

息子は、卵と羽毛の他に、米ともち米と大豆のアレルギーだった!!

大豆は、私はアレルギーじゃない。だけど、母乳で彼に行くので、

私は、きなこ、納豆はOK. 息子はそれらはNGだけど、豆腐、味噌、醤油はOK.納豆は好物だけど、11粒ずつとかならOK。

でも、大豆油は私もNG。

 

もち米は、2人とも避ける。(しかし、正月に餅つきをしてしまい、わんさか食べてしまった。おかきもやめられず、たぶんそれが原因で、正月明けは結構ひどくなってしまった。)

 

お米のアレルギーなんてショックだったけど、どうも、原因は、私の20代の頃の玄米菜食にあるらしい・・(プリントもらって驚いた!)

特に胚芽やぬかに反応しているらしいので、玄米、胚芽米は2人とも避ける。胚芽米が家に10キロもあるのに。。

そして、白米はOKだけど、コシヒカリやひとめぼれなど、もっちもちの甘いお米は、先祖にもち米が入ってるらしく(品種改良の過程で掛け合わされてる)、うるち米の中でも先祖にもち米が掛けあわされていない純度の高いうるち米を選ぶように言われた。

 

帰って調べたら、ササニシキやササシグレなど、お寿司やさんが好むものがそれに該当することがわかった。

 

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Yamato farm のホームページに掲載のお米の家系図

https://yamato-farm.com/shop/blog/お米アレルギーについて.php

 

私、41歳になるまで、お米の品種について一切考えたことなかった。

いつも、無農薬か、とか、胚芽米か、とか、そういうことしか考えずに買うもの決めてたんだわ。

 

そして、混乱して?!米油はえぇかと思って摂取を続けること3週間。

羽毛が原因のほっぺの時みたいには目に見えてよくならない全身。。

先生にもらった紙を改めてよく読んだら、米油はNGだった!

そして、米油こそ、玄米のぬか、胚芽でできていた。知らなんだ~!除去してください!と言われた張本人たちが原料であったのか!?

ひどい日は、米油100%のかりんとう芋けんぴを一日1袋食べた日がございます!!どしゃーー!ごめんーー!!

生活クラブのお菓子は、良かれと思って(!?)米油100%で揚げ菓子作っているのがあり、美味しくって誘惑に負けるため、米油はえぇやろうと勝手に判断しとった・・。

 

正月には餅つきして、つきたての餅を10コくらい食べてしまったし、

やっと、ここから本気で取り組もう、人体実験。

 

誰も興味ないかもしれないが、自分への備忘録として、

私のアレルギーについても書いておこう。

 

私は、ものすごいアレルギー持ちだったことがわかった。

避けた方が身体が楽になるだろうものは、以下の通り。

 

卵、牛乳、チーズ

オリーブオイル、米油、紅花油

クロム(ステンレス)、銀

フッ素(テフロン、市販の歯磨き粉)

ゴキブリ、ネズミ、蛾

たばこ、排気ガス

PM2.5、花粉、黄砂

合成洗剤、合成香料

 

オリーブオイルは、好物で飲むほど好きなのだが、実はいつもイタリアンの後は下痢をしていた。

うっすら気づいていたが、認めたくなく、下痢の記憶は毎回抹消していた。

 

クロムのアレルギーはちょっと驚いたけれど、確かにやめることが少しうれしいと感じた。

先生曰く、青菜をさっと湯がくとかならいいけど、長時間火にかけるものはできれば、ステンレスをやめた方がいいとのこと。お湯を湧かすなら、土瓶かホウロウ、一番いいのは鉄瓶とな。

 

ゴキブリ、ネズミ、蛾というのは、古民家3大トリオで、京都では古い家に住むとだいたいこの問題を無視できない。アレルギーになるまで摂取してしまっていたのか、、しかし、この家で生まれた息子は、古民家3大トリオもカビ類も全然反応しなかった。自宅出産の副産物か!?

 

合成洗剤、合成香料、たばこ、排気ガス、フッ素は、自覚がある。どれも大嫌い。

PM2.5、花粉、黄砂の症状は、くしゃみ、目のかゆみ、鼻水なんだけど、これらの反応は、大きなくしゃみが出ると気持ちよくって少し快感。

出してる~!って感じがして。

 

特に、排気ガスについて、先生が「あなた、これしんどいでしょう?」と言ってくれた時、初めてわかってくれる人が現れた!!という気分になった。

この世で最も嫌いなものベスト10に入る【車のアイドリング】。温暖化の促進とか化石燃料の無駄遣いとか騒音とか排気ガスが臭いとかそういうレベル以上に、大嫌いなのだよ。

 

鈴木診療所では、靴を脱いで入る前に、まずコロナの抗体があるかどうかをOリングでチェックしてもらい、

入ったら、アルコール消毒だけでなく、手洗いうがいをする。

それから、内科の診察を受けて(身長・体重測定や問診、胸やお腹を診てもらう)

その後で、アレルギー科の方でOリングであらゆるアレルギーの原因をチェックしてもらう。

希望すれば、持参したものをみてもらうこともできる。

更に希望すれば、血液検査もしてもらう。

 

保険がきくので、これ全部で大人は8000円ちょっとを払った。

息子は200円。

 

分からないまま過ごすより、分かって対策できるのはありがたい。

 

いろいろ病院行ったけど、しっくりこない人、ちょっと変わった鈴木診療所へ行くなら、コロナで患者が少なめの今がチャンス。