たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

腹巻きとの切っても切れぬ仲 (汚いハナシですので免疫のない方は飛ばしてください)

うちの高校はバスケ部が強くって、バスケしたいけどアタシには強すぎる、とか、そこまでバスケ漬けの生活じゃぁ受験が心配、とかいう理由で、かなりの人数のバスケ好きが部活に入らずにいた。でも見渡せば、あっ一条の5番だ、とか、陽東の8番だ、とか、宝中の10番だ、とかといったように、実に各中学からのスターティングメンバーが揃っていた。で、「部活には入ってないけどバスケしたい」ってのが10人ほど集まって、月1位で体育館借りたり、出身中学の練習におじゃましたりして、遊んでいた。たまに誰かの友達が5人揃えてくれて、練習試合もしたりした。バスケで合コン? しかしなにせ箸が転がっていちいち笑う女ばかり10人。おそらく相手の青年たちは全く扱いに困ったと思う。

 汚い話はここから。私は中高とひたすら下痢に悩まされていた。冬ともなれば必ず授業中に席を立たなくてはならなかった。
 あれは夏の暑い日。いつものように体育館を借りみんなで集まる予定にしていたので、バスケシューズを持って、バスに乗り込んだ。チチのエアコン嫌いが幸いして未だにエアコンのない生活が可能なのだが、欠点としては、エアコンに非常に弱いというとこがある。バスの中の強すぎるエアコンに私の腹はなりはじめ、ついに我慢できなくなりわたしはバスを飛び降りた。すぐそばのコンビニに入ればよかっただろうに、当時は思いつきもせず、とにかく自分が知っている最寄りのトイレ、中央公民館をめがけて歩いた。約7,8分はかかると思う。必死にトイレに座ることを想像し、それを支えに歩いていたのだが、ふとなにかが変だと気づいた。なんかがパンツの中でたぽたぽ言っている…。私はまさか自分が歩いている間に自覚症状なしにお漏らしができるとは思ってもいなかった。
その後すっきりしてきれいなパンツにはきかえて、体育館へ行き、事の一部始終を語った。
「液体だけれど完全な液体じゃないから、パンツを浸透せずに、コンビニとトイレまでもったんだ。」と。当時の私たちは30分は腹を抱えて転げ回った。息ができなくて笑い死にするかと思うくらいに笑った。その後も思い出しては気が狂うほど笑った。
 以来、私は冬だろうが夏だろうが腹巻きをしている。一生このスタンスは変えられない。