たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

Waste of the time

  デンマークにいるはるかのsister, JOYは、最近欧米で大ブレイクしているjunior seniorのバックボーカルをしている。初来日のツアー初日が大阪のクラブクアトロであって、喜びいさんで行ってきた。
大ファンの子たちを横目に楽屋に入っていく自分が滑稽に思えたし、seniorがステージで言うための「おおきにぃ」とか「大阪サイコ-」とかの日本語をチェックしているのもふしぎやった。そしてなにより、JOYと日本で会っていることがおかしかった。うちらは、彼女らがステージの上にいるとき以外、休む間なく話し続けた。
うちらは同じ誕生日を持っていて、実に共通項が多い。そしてそれらはいわゆるbad habitsで、わるい癖がかなりそっくり。本当に姉妹かもしれない。
とにかくそんなJOYがステージのうえで、とってもかっこよく歌っているのをみて、かなりI am proud of her.と心から思った。みんなはjunior やseniorが見えるところを陣取っていたけれど、はるかはJOYが見えればそれでよかったので、比較的スペースのあるところで、存分に踊ることができた。

しかし、世の中には本当に「おっかけ」というのがいて、彼女らの忍耐力と根性にはメンバー一同、はるかも圧倒した。何ぼでも待っていられて、ツアーの全ての行程をおっかけてくるわけで。。。
「言いにくいけれど」と言って、「彼女らがしていることは、実に時間の無駄やと思う」と言った。みんなもそう思う。と言っていた。もっとすることがあるだろう?と。
だけど、よくよく考えたら、みんなが織田信長が何をしただとか、日本の政府の仕組みだとかを学んでいる間、はるかは見事に、スカートの丈を出すことや、身体中のムダ毛を抜くことや、学生かばんに下敷き一枚しか入らないように、芯を抜くことやなんやかんやに時間を費やしていた。。。
人のこと言えねぇなぁ。と思ってさ。

ともあれ、junior senior がこのあとのツアーも、オーストラリアでのツアーも大成功することを祈って、雨降りしきる日曜の午後を、となりの部屋から聞こえてくるジプシーミュージックのアコーディオンで楽しみながら、布団の中に両腕を入れることにしようと思う。