たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

TSUNAMI

地震津波が起きたとき
はるかはわーぷしょっく中で、娑婆から閉ざされていた。あるいは娑婆を閉ざしていた。

家に帰って、PCを開いたときに、娑婆を開いた気がしたくらい。

開けてすぐに、メッセンジャーノルウェー人のイングヴィルドが声をかけてきた。

9.11のときよりもショックが大きい。と。

ヤフーのトップニュースの見出ししかみてなかったから、あぁこれのことか。と思った。

今朝の新聞を読んだら、やっとでてきたけれど、実は北欧の観光客がスゴク多い。
イングヴィルドの説明では、なにしろノルウェーは人口が少ないので、今回の災害に何かしら関わっている(家族が行方不明とかでほとんど自分の問題としてこの災害を捉えざるを得ない)人が、人口の4分の1になるという。

リッチな国の人。
日本人も十分にリッチだけれど、バカンスがない。
いいかわるいかは置いておいて。

ノルウェー人やスウェーデン人が大量に南の国にバカンスに出かけているのは、よくよくわかる。
スカンジナビアの冬を2回経験しただけで、もうよくわかった。
1度目は、はるかでさえもスペインに逃げた。
太陽がないというのは、とても大きい。
こんなに人間に影響を与えるとは思っていなかった。
昔の人は、それでもそこで生きていたんだから!と言うけれど、時代は長距離移動ができる時代。
そりゃぁ。太陽を求めて南下するのは自然な欲求だと思う。

こういう他国のことって、意思しなければ、全然情報としてつかめない。
皮肉っぽいけど、インターネットのある時代に生きて、よい意味でも悪い意味でもグローバル化が進んでいて、知れたこと。被災者の拡大は、起きたこと。

日本政府は、被災者に対して、パスポートの発行には、3000円近くが必要だといい、お財布もない被災者に対して、お金を1万円くらい貸しますといい、借りるには保証人が必要だといい、保証人が見当たらず泣く人もいるという。
一方で、他の先進国は、すぐにパスポートの再発行をし、必要なものはすぐに渡すという国もあり、
ドイツなぞは、EU加盟国の国民に対して、面倒をみると言っている。
この違いってなんだろう?

やっぱこの国腐ってねぇか?