こどもの気持ちを忘れない!
実家は、宇都宮のくせに主に雪で、あまり外にも出られず、かなりぐぅたらに過ごした。
代わりに、近所のおさななじみたちと、15歳くらい若返って、遊んだ。
トランプを死ぬほどやったり、とにかくおしゃべりしたり・・・ね。
でも、隣のうちの二人が、20歳を過ぎて、必死に2日もかけて、かまくら作っているのには、びっくりした。
遊び心を忘れたくない!と言いつつも、はるかは雪がふりゃ、家ン中で食ってばかり・・・。
高校生の頃の日記に、
3つの願いをかなえてくれるなら。
1つめに、これは絶対。
子供のままでいさせてよ。
あーんな憎たらしい大人(もの)に
なりたくない。
はるかは子どもだから
はるかなの。
はるかぢゃなくなっちゃうじゃん。
はるかを生かせてよ。
仕方ない。
それなら、いつまでも
子どものままのはるかの心を消さないで。
2つめに。心の中を、
気持ちというものの
奥深くを、のぞけるレンズをちょーだい。
(略)
この際。レンズじゃなくていいから
気持ちを聞きだす勇気がほしい。
3つめは ・・・・
えみを助けてください。
2つめの略のところは、恥ずかしくって略すけど、そのときケンカしてた友達やその子のスキな人や、はるかがかなりスキだった人(今じゃ何がよかったのかさっぱりだけど)の気持ちを知りたいんだよね~。
3つめのえみってのは、ダンプにはねられて、意識不明の大重体になった友達のこと。
学校行くのがあまりにも馬鹿らしくなって、さぼって小さな旅に出たっけ。
まぁいいや。
10代っておもしろいよね。
かまくらつくって遊べないあたしは、レッキとした、子どものこころを忘れたおばさんかもね~。