たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

髪を梳く

今朝、あんちに髪を梳かしてもらった。

「はるかの髪はきれいなんだから、毎日とかしてあげなさい」って。

髪切り屋のあんちは言う。

日本人は、元は、髪を結う文化であって、切る文化はないんだって。
だから髪結いは大昔からいたんだって。

髪は、実は手やなんかよりも、ずっとエネルギーをキャッチしてためておくもんなんだって。
だから巫女さんは、髪を切らずに結っていたんだって。
はるかも、調子が上がっているときは、髪を伸ばして、少し沈んだと思ったら、ほんの毛先を切ればいいよって。そうすると、また調子が上がるんだって。
うまくいかんと思ったときは、おもいっきり切ってみるのもいいんだって。失恋で切るのはいいことだね。
だからドレッドなんて、まさに、良いも悪いも霊気をすべて蓄えている髪型らしい。

あんちに髪を梳いてもらったら、すごくうれしかった。気持ちよかった。自分から、櫛を使うことは、年に数えるほどだから、いつもえいっえいっって、勢いで乱暴に梳かす。
あんちは、もっと大事に梳いてあげてって言ってた。
ひっからまっているところで、無理に勢いで梳かす女の子は、男の子にも、えいっって、自分の思い通りにいかんとき力づくで通そうとするんだと。
なるほど。

木でできた良い櫛を持っておき。ってあんちは言ってた。

はるかお母さんになって娘がいたら、絶対髪を梳いてあげようと思った。髪形は自分で好きに結わけばいいけど、梳かすところを大事に丁寧やってあげようっと!

あんちが同居するようになって、得ること増えたよ。