たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

麦畑

今日はオーガニックの麦畑を見学に行ってきた。
最近調子があがらない気になっているので、家でぐだぁっとしていようかとも思ったけれど、何しろはるかの部屋で若者7名が会議をすることになったのと、やっぱ、小麦粉の現状気になるし、こういう機会に行っておいた方がいいよなぁ。というのとで、10時に京都駅待ち合わせなのに、10時1分に電話した。
「今から家出るけど、間に合う?」うちから30分はかかるので、「それ無謀!電車は28分発」といわれたものの、まぁためしにチャリと地下鉄で行ってみた。
ら、みんなにより早くホームにいた。

小麦畑は初めてだった。

とっても居心地がよくて、何時間でもいられそうな勢いだった。
これは、麦畑に魅了される人がいるわけだ。
学生時代、最後の卒論を書くために毎日通ったカフェが、長崎の「麦畑」マスターやあやこさんのことを思い出しながら、麦畑に身体を沈めた。

麦穂を見て、麦穂ちゃんのことも思い出した。小さい時から、私は大きくなったらエコレンジャーになる!と言っていた彼女。変わった両親のことも思い出した。

麦穂にひげみたいなのがあるよね。
あれって何のためにあるんだろう。

ひとつは、オシャレのため。
だって、めっちゃかわいいもん。

もうひとつは、アンテナのため。
麦畑が風のとおり道になるとき、わさわさわさわさ。さわさわ。さぁぁぁぁ~と、流れていく。そのときに、お互いに会話をしたり、風をキャッチするのにあのアンテナというか、触覚は使われているに違いない。と思う。

それから、お互いを傷つけないためのクッション。

人間とはだいぶ違うね。

ほかの人はどう思う?

ずっと麦畑の中にいたから、いつのまにか自分も同化してて、車道に上がってきたときに、ふいた風に押されて、ついついはるかもなびいて、畑に落ちそうになったっけ。


あぁ横になりたい。
横になろう。