たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

卒業

しました。
SOUTHのマネージャーをついに卒業しました。
この2ヶ月のツアーとその準備では、本当にSOUTHの二人やそのほかの大勢の人に迷惑をかけながらも、自分自身について一番よく学んだと思う。

卒業するということが、区切りとしてあることはとても大切だと今実感している。

今までの人生のどの卒業よりも、重みと達成感と開放感と充実感と幸福感と嫌悪感がある。
卒業や区切りに幸福感で満ちることを知らなかった。

悔いてはいない。単に自分に対する嫌悪感や申し訳なさは十分ある。でもこれは正直あるんだから仕方がない。気にするな。Don’t be sorry.と言われても、持っているもんだから大事にしよう。
悔いたってなんだって、アレ以外にできなかったんだ。

踊りながら、あるいは静かに座って目をつむりながら、去年の3月のツアーのいろいろを想った。今回のツアーのいろいろを想った。それぞれに得ることが山ほどあって、正直、二人から私自身について端から端まで教えられた気がする。

特に今回一番大きいことは、私が真にそれを欲しているのかどうか、を自分自身に問うことの大切さでしょう。安っぽく聞こえるけど。
なんでもオーケー。引き受けるよ。なデッカイはるかは今はない。
それを十分にやってきたのだから、今は違う段階にいるのだな。と思う。
これまでは、ある程度の無理がきいた。できた。無茶もした。できてなくて迷惑かけながらもやったつもりでいた。

でもSOUTHに対する私はとっても正直で、自分でも驚くほどに、私の身体は物を言った。彼らは本当に自然としての人間をやっているんだろうと思う。
まるで山の中にいる自分みたいに、まるで活火山の島で夕陽をみる自分みたいに、私の身体は物を言った。
からきし身体が動かない。
LIVEにいけない。行ったら具合が悪くなる。
フライヤーを作るとデータが消える。それをもう一度乗り越える気力がない。
デモのCDを作って、ライブハウスやカフェに送るが、音源が入っていないと言われる。またダビングして送りますね、と言うけれどできない。

他の人にはなかなかできない役だったと思う。
彼らの寛容さとデカさに感謝。
私、自分の人生でこんなステキなミュージシャン、というか人間のマネージャーを丸2年もさせてもらったなんて、
Such an interesting LIFE, I have !!