たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

大田楽

楽劇 京都大田楽を観てきました

大田楽とは、田楽の現代版「原型をとどめながらもカタチにこだわらず「心」を次の世代に伝える」と書いてあります

「田楽踊りは、鎌倉時代に五穀豊穣を祈願して行われたのが始まりで」身分の差をあまり意識せずにみんなで踊り狂った。特に、北条だれそれだかは、すごい踊ったって言ってたわ。(歴史アレルギーで覚えてませぬ。一人で行くとこれがよくない)

とにかく、「中世、(中略)一斉を風靡しながらも消滅してしまった田楽という幻の芸能」の一端に触れて、めちゃくちゃ興奮した

踊りの力はすごい
日本の踊りは、そこに太鼓と色と掛け声が加わるのがすきだと思った
その場にいる全ての人が、一つのことに集中し、何かを見守ることがとても減っている現代で、大道芸の意義を再確認しました
他人と心を一つにしないとならない場面を増やすことが大事だと思いました。私がマネージャーをしていたことはそういうことだったのかと、今気づきました

野村万乃丞氏の作・構成だったんだけど、紹介してくれた幼馴染も、東京でこれをやったのかと思うと、感激ひとしお

だいぶ彼女のことを考えました

私が7歳位の頃、3歳位の彼女がかわいくて、ほしくて仕方なかった
ある日、おかーさんたちが彼女の家でお茶してる間、私は彼女をうちに連れ入れ、家中に鍵をして、彼女の小さな靴を「はるかのかくしもの」と書いた引き出しにしまいました
じきに彼女は私との遊びに飽いて、ママ~って泣き出して、最後はもちろん、私自身もおかーさーんっとなって戻るのだけど、今思い起こせる自分自身の女性性というか、魔女的というか、女の怖さの側の最古ではっきりしているものはこれです
同時にここには母性性も確かにあると思う。面倒を見れると思い込んでるわけだから
自分自身の影の部分を明らかにする作業は、ここのところ大変にはかどっているので、周りの人に感謝です


ともあれ、彼女なしには、大田楽にこんなに早く出会えなかったかもしれない

帰りしな、野村万之丞氏の著書の販売コーナーでほしい本があったけど、お金なさすぎなので、我慢しました
代わりに図書館に直行して、別の著書を借りてきました

書庫から出してもらったら、あら。今朝まで読んでた河合隼雄氏がまとめたものだったわ

今日は、初めて生理になった日だ
そして、14年目も生理だ
だらだらと本ばかり読みました
生理の度、からだ大事にね~と繰り返してくれる友達にも感謝してます