たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

いいからだ

自分の体に起きることをだらだらと言語化したときに、
美しく一言で言い得てくれると気持ちいい。

「パソコンの最適化中に、強制終了した感じですね」
「いいからだだね」

パソコン漬けの仕事で、あるいは、単に毎朝出勤するというその行為そのものによって、ストレスや凝りがたまる。

うちの職場ほど自由で、ありのままを受け入れられ、助けられ、働きやすいところはないだろうと思っているが、それでもたまっていくものがあるのは事実。

これを、自然のあるところに行くと、うまく出すことができる。

これまでの経験上、一日自然の中で過ごし、ごはんを作り終えるなどの自分の作業が終わったと認識するあたりから、私の体は安心感で緩み始めます。
そうすると決まって熱が出て、激しい顔面痛が出てきます。
目をとりはずしたくなるような痛みや、耳鳴り、歯が浮く感じ、頭痛・・・
そうして、それをそのままにしてやると、次第に、順に修復作業を始めるかのごとく、やわらぎ、眠りにつけるくらいの痛みまで和らぐと、朝には、大量の痰と鼻水が出ます。色のついたやつがいくらでも。
そうして、熱が下がり、平熱よりもさらに低い体温の間はじっとして、平熱に戻ってきたときが最適化の終了時。

メガネを拭いたあとのように、世界が明るくなっている。
体が軽くなって、爽快なのよ。

今回の友ヶ島は、それが中途半端だったのか、痛みを持ち帰ってきてしまった。

頭痛、下痢、下肢のしびれ、つまさきに心臓がくっついたかのようにドクンドクンと言うている。
首から肩にかけてのリンパが腫れていて、あざのように痛い。
こんなときは、体を休ませてやったらいいのだけど、大事な会議が入っているし、バイトの人も来てくれるし、でがんばった。


それで、お茶のお稽古にも無理して行った。
ら、
わたし、極度の緊張と、最下位のポジショニングで、いやな汗をどっぷりかいて、終わったらストレスがかなりリリースされた感じでした◎
生きてても、なかなかこんだけ緊張できることが少ない。
この年になると、一番チビちゃんになることがほとんどない。
でも、お茶の教室では、明確な位置づけとしての最下位=超初心者があり、ふるえるほどの緊張がある。
頭を真っ白にできるのもすごい威力だ。
(これらは、私が勝手に抱くものであり、先生は、自分の稽古していることをすればいいんですよ。と言ってくれている。普段の自分のフィールドとまるで違うフィールドに立つことが、その最たる緊張感の原因なんだろう。)

緊張とは、ストレスそのものかと思っていたが、別のストレスの解消法であることがわかった。


いずれにしても、具合が悪い。と言うとき、
ほとんどの人の前では、週末、無人島に行って疲れた。
と言うが、
一部の人の前では、実は・・・と言って、修復作業が十分にできなかったという、この全文を話す。

すると、職場の同僚Aは、「パソコンの最適化中に、強制終了した感じですね」と言った。
言い得ております。使わせてもらおう。その表現。

「いいからだだね」とは、今回はうまくいかなかった最適化を、それでもそのように、島に着くなりさっそく修復作業を始めようとした私の体に対する褒め言葉。彼女はずっと見ていたから、これはうれしい一言なのです。

とすると、あのお茶の時間に、別の角度からの最適化が進んだ。という解釈でよさそうだ。


いいからだ。とは、おっぱいがでっぱってたり、おしりがキュッとしまっていたりすることだけではないのです。