たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

編み棒が鼻に深く深く刺さる【死ぬ思いをして得た短い人生の教訓】

昨日みたいに朝からどんより曇り空で、暗くって、寒いとデンマークスウェーデンで過ごした冬を思い出す。
日本の冬は見事に、晴れの日も雨の日も風の日も雪の日もあるから、この上ない気候風土だとつくづく思う。
昨日は結局朝からずぅっとずぅっとベッドの上ですごした。(詳しくは、3回のトイレと餅ピザを作りにおりたのと、廊下を掃除していた大家さんに柿をあげに降りた。夜は雨が小降りになった頃アイリッシュカフェにセッションを聴きに行った)休みの日に雨が降ると、こうやって怠けることを許されている気がして。極上の気分になる。
この前近くの教会のクリスマスバザーで買ったネパールのニット帽をほどいて、自分の耳当てを編んだり、借りてきた本を山積にして読んだり、ノートパソコンを持ってチャットをしたり・・・。

久しぶりに編物の季節になって、思い出したことがある。
今からもう5年も前の11月の話になるけれど、その当時付き合っていた人にマフラーを編んでいた。こたつに入って、わしゃわしゃ編んで仕上がったときのこと。
最後までいった瞬間に、わぁいわぁいと言って、両の手に持っていた編み棒を思い切り上にふりあげた。途端、右手に持っていた棒が、ぐっさり鼻にささった。
あまりの痛さに、患部に触れることができず、その周りを覆うようにして、こたつ布団にしがみついて、声を殺して泣いた。20分くらい身動きができなかった。

しかし、別れたら葬られるくらいなら、手編みのもんって付き合ってる人にはイケてないプゼレントね。
はるかはいつも、頼まれてもいないのに勝手に編んであげちゃうところがあるんだけど、友達なら喜んでくれるもんね。付き合ってる2人におそろいのマフラーを編んだことがあるけど、あれってどうなってるんだろ。≪IPCのphotoで紹介します。結構人気があったんだけどなぁ。≫

なにはともあれ、どんなにうれしいときでも、棒針もって「わぁいわぁい」ってやらんようになったわ。重要ね。こういうこと。