たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

母娘×母娘

おばあちゃんがついにやってきて、これからどうなるんだろう~と思う。
うちのおばあちゃんは、ちょっと不思議なヒトだと思う。
宇都宮なんて田舎には、絶対行かないって言ってたけど、ついに半身不随になって、こっちのリハビリセンターにやってきた。
厳しいリハビリのおかげで、全く動かなかった手が動くようになり、ついに車椅子にのって、自分でとろとろ歩ける様にまでなった。
現代医学とリハビリの看護士さんたちに感謝。

だけど、何度か宇都宮に帰ってきて、おばあちゃんに会うたんびにスゴイなぁ。この人。って思うことがある。
よく喋る。ともかくよく喋る。
死んじゃうかもって言われて、慌てて帰ったときも、全く動けないのに、はるかにバッグから小ビンを出してと言って、うまく喋れないのに、顔にクリーム塗ってんの。
リハビリがほんっとにほんっとにしんどいらしいんだけど、疲れたり、しんどかったりすると、看護士さんに「先生、もう疲れたでしょう?アタシやめたげるわ」って言う。
まだベッドから、どうやったって起きあがれない頃、髪の毛をどうしても染めるってきかなくて、染めたり。
どうしてもお下げにしてくれって、言うから三つ編みしてあげると、誰かに「かわいいねぇ」って言われるの待ってんの。
はじめ、倒れたときも、家族は真っ青で、当人も死ぬ思いなのに、それでも救急で病院に行くという段になって、帽子をかぶるのを忘れない。
話したらキリがないんだけど、とにかく喋る。とにかくおしゃれにこだわる。アタシそっくりな超自己中心的人物。かつ快楽主義者。
おばあちゃんとハハとはるかで、あまりにも3人が似ているところをもっているので、お互いに本当にいらいらすることがある。ただ、「自分だけはこの2人と違う」という意識を持つと、本当にその会話には、笑けてくる。
またいつかおばあちゃんについてはじっくり書こうっと。