たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

セックスとDJ【なるほどと学んだこと】

 セックスとDJに共通項があるなんて、考えたこともなかった。
 私は音楽のことがさっぱりわからない。ジャンルとか歌手の顔と名前とかさっぱり。ただ、楽譜があればピアノを弾くのがスキ。ジャンルはわからないけど、踊りたい曲とそうでない曲がはっきりしてる。
 木屋町に踊りに行って、結局いつも最後に行き着くのはRUB A DUBなんだけど、そうすると、決まってそこの店長がDJの時が一番キモチいいことがわかった。格好がいかにもそれっぽい人でも、なぜかピンとこない。
 ジャンルはわからないけど、同じ人がDJしているのに、日によって音楽の感じが全然違うことがわかる。
 客の雰囲気を読んでいるんだと。セックスをする時に相手の身体の動き(女の人の身体はリズムをもって動いているんだって、波を打つというか) をみて、そのリズムに合わせてセックスするという男の人が言ってた。
 だから、流行りの音楽をただかけてるのとも、MCをガンガンいれてるのとも、違う、完全な良さ(完璧)がRUB A DUBの店長のDJにはあるわけで。
 感覚でしかわからなかったことが、ロンリテキにわかった気がする。彼は完全に踊っている私たちが何を欲しているかを、読んでいるし、わかっているんだと。だからこんなにキモチよく踊れるのだと。
 セックスをするときに、女の人の身体のリズムを感じてリードする人なんて聞いたことなかったけど、友人(それを実践する本人)に言わせると、山田詠美が言ってたって。黒人はそれができるんだって。踊ることや音楽が身体に流れていることは、そこに行きつくのだと。
 結局エロビを見たり、人気AV男優の伝授する本を読むよりも、音楽や踊りに親しむ方がずっとパワーアップへの近道なのかももね。

 回数じゃないよ。コミュニケーションだよ。どれだけお互い言語化するかだよ。と思ってきたけれど、そうでもなかったか。大事なことは相手の動きを読む(感じる)ことなんだ。

 自分に息子ができたら、エロビの前にコレを読みなさい。って差し出せる本を探そうっと。