たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

お年玉が倍になったわけ【子育て実験台】

 熱がある。吐き気もする。この体調の悪さはいつまで続くんだぁ。
 死んじまうよ。

 手袋が必要だと思ってから何ヶ月が経つだろう。買おうという気はなく、早く編み始めればいいのだけれど、時間がなかなか思うようにならない。
 軍手をしたり、最近は分厚い靴下を手にはめている。
 今日、地球のスライドショーのビラを置かせてもらいに、フェアトレードショップ「シサム工房」に行った。かわいい手袋がセールになってた。
 よっぽど買おうかとも思ったけれど、「あれならはるかでも編める」というヨコシマなキモチが邪魔をする。

そういえば、正月に実家に帰ったときに、初めての社会人としてのお正月だし、海平はきっとお年玉を待っているに違いない。と思って、1500円にしようか、2000円にしようか、だいぶ迷った。迷いすぎて結局渡したのは、5日の日だった。

おねぇちゃんの給料で海平にあげられる相場はこのくらいだろう。と、言い聞かせた。でもなんだかむなしかったので、あっちゅう間に帽子を編んだ。先が閉じていない、今風のを。ネパールのシルクの糸と普通の灰色の毛糸をあわせて。しかも斜めに編んでいるので、なかなかフェアトレードテイストで、かつオリジナリティがあると自負していた。
 年明けの初蹴りの翌日に、海平がサッカー部のみんなとディズニーランドに行った際、かぶっていった。

すると、これが意外と好評でお店のおねぇさんにも、「どこで買ったんですか」とか、友達たちにも「いいなぁ」って言われたって、るんるんで帰ってきた。
 もっとるんるんしたのは、アタシの方で、そういうわけで、海ちゃんへの初のお年玉は、金参千円が包まれたのでした!
人間誉められて伸びるのです。子育ての上で、姉育ての上で、親育ての上でも、重要なことだと思う。