たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

月経前症候群と黄泉の国


とにかく、いざなみが岩の向こうで「お前の国の人間を一日に1000人殺す」というと、いざなきが「愛するあなただけれど、あなたがそうすると言うならば、私は一日に1500人の人間を産もう」というでしょう。
はるか不思議だったんだよ。どうして、女の神が殺して、男の神が産むのか。
「国生み」をしたとき、かなりいろいろ話しあったし、調べものもしたけれど、最初のシーンばかりに重点がおかれて、このラストシーンはあまり論じられなかった気がする。
不思議だったけど、やっとわかった。
女の人は、産み出すだけでは決してないんだ。
月のように、明るい部分と暗い部分の双方があって、そのあることを前提に、じゃぁどっちにどういう風にそのエネルギーを使うかなんだな。
新月を見るのは、難しい。ましてや、三日月の暗い部分の方をみるのはもっと難しい。どうやったって明るい方に目を奪われてしまって。
おつきさんはいつだって、地球にこちらを向けているけれど、太陽の光があたってようがなかろうが、その裏がわも存在するんだから。はるかだって、いつも陽のあたらない部分を目をよくこらして見なければ見えないよ。それでもきっと見えないから、はるかの場合よくよくにおわなければならないね。
風邪を治さんとな。