今日という日

去年の今ごろ、はるかは阿蘇にいて、大スキで大切な友達3人と4人で車座になり、瞑想をしていた。

イラク攻撃がテレビで予告されているのを、熊本港について温泉に行ったときにみた。怒りと呆れと恐れとなんやかんや混ざって、結局ばっかじゃないの？？ってブッシュに向かってつばを吐きかけたい気分だった。18日の昼の話。

19日の晩は本当に一人ではいられずに、3人にお願いして、一緒に瞑想をした。声をあげて泣くばかりで全然瞑想なんかにゃならんかった。でもそれでも落ち着いたと思う。
そうしてその晩ベッドの中で考えた。明日、なにかのまちがいで自分も死ぬかもしれないと。だれがそれを否定できるだろうかと。
誰かがヤケになって、地球を爆発させたり、日本に爆弾を落としたり、しないなんて誰が言えるだろうと思った。
そして、今この瞬間にバクダットで、はるかと同じようにベッドの上で息を潜ませている女の子がいることを考えた。はるかよりもずっとずっとリアルな死や悲しみを身近に感じている子のことを。

「明日自分の命が吸い取られるとしたら・・・」と真剣に考えた時、「じゃぁ今晩、最後の夜を誰と過ごしたいか」と自問した。答えにびっくりしたけれど、真実やったと思う。
それはそのときに付き合っていた人ではなくて、全然別な人だった。
そのことをその人に伝えなければ、明日死ぬ時後悔すると思ったので、伝えた。
なんてヤツだと思ったと思う。はるかもそう思った。
明日生き延びても、その後どうのこうのなりたいわけじゃないのに・・・。変なの。
完全に心と身体と頭が分離しているね。。。ヒヒ