欲-責任+欲

ある欲求に対して、自分を制し、責任ある行動をとれる人ってスゴイと思う。
　はるか、それがなかなかできない。どうしても自分の欲求を満たそうとする。それで責任をとるのに、ひと苦労することがわかっていても、ついついその場その場で楽な方に生きてしまう。

　今朝早くから起きて、いるかちゃんとハリーポッターを観に行った。念願の！！って感じ。ハリーポッターの映画のどこがいいの？って同居人に言われるけど、それは一作目に関しては、原作を読んでいたときに思い描いていた登場人物そのものが忠実にスクリーンに現れたから。びっくりしたのとうれしかったのを覚えている。それ以降は彼らがリアルタイムで成長しているのに会えるのが楽しみなんだと思う。
　はるかといるかちゃんは、ドキドキそわそわで長い時間を待ち、映画の最中は彼女があまりにも感情をストレートに出す（ためらいなく表現している）のに感動しながら、そう来たかぁ。とか、あれ？あのこと言わないのぉ？と思いながら見ていた。

　いるかちゃんは、ハリーポッターのグッズがほしかった。羽ペンとインクと羊皮紙のセット。
　とってもとってもほしかって、本当ははるかに助けを求めていた。
　よくよく気持ちもわかるけれど、はるかは買ってあげることができない。家族の考えかたもよくわからないし、ほしいもんがすべて手に入るような環境を整えることは今後もできないし今も金はそこそこ。それにハリーポッターのお話は大好きだけれど、グッズを売るのに売却されたキャラクターの影に見え隠れするジャイアント企業とグローバリゼーション・・・（むかしこのことで当時の彼と大喧嘩をした。大好きなハリーポッターは子どもをダシに某搾取スキ企業を応援してるって。言われて。なぜかキレてしまった。）