たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

アンタこの世にただひとり

お約束のロウソクでこの3晩は過ごした。
 キャンドルナイトとか言うても、ひとりじゃあんまりロマンも何もないので、ろうそく暮らしって感じやね。デンマークスウェーデンでの夜のようだよ。
 学生のときにも、最も激しくエコライフをしていたときには、たまに電気水道なし生活をしたりしてみた。水をバケツにためておいて、それだけで暮らしてみるの。ハハ。

 最近はるかの周りでは、良きデートをしている女の子が多い。
 それに触発されたか、当分は独りでいたい。と思っていたはるかも、夜散歩をしていると、10歩に1歩くらい、あぁひとりよりふたりの方がさんぽは楽しかったかもなぁ。と思う。でものこりの9歩は、えぇい面倒だい。独りのほうが気づきは多く、静けさや暗さや透き通っているものを感じれるんだい!とも思う。
 これを女友達は「実に健全な20代の女性でしょう」と言った。えぇそのとおり。
 気分がちょこまか変わる。これもそれもあれもどれもホント。
 目が覚めて、みんなの休日の過ごし方を聞いて、今日もひとりデートじゃつまんないわね。とめずらしくもそう思って、前々からあんなに楽しみにしていた劇場行きを取りやめて、わがままがきくむかしからのともだちに電話して、「ちょっとでかけるよ!」というと、「えっ?今から集合??」といわれ、じゃぁアンタの予定はなんなのさ。と聞いてみれば、ひとりで温泉!と言うもんだから、それに便乗した。

 やっぱりはるかはお風呂に入れば幾分きれいになるわね。と納得し、「アンタこの世にただひとり」もっと大事にしてやらねば。。。と思う。

 「勝負士の妻」って囲碁棋士藤沢さんの奥さんの書いた本を読んでびっくり仰天しました。はるかのように果てしなくわがままな人間もいれば、彼女のようなわがままを影で必死に支え、それで生きている人もいるのか。と。
 いいわるいでなく、誰であっても、「アンタのような人間はこの世に他にいないね。」という生き方がしたい。