京都のおきにいりその1 【1年日記】
京都のスキなシーン
川端通り沿いにあるどっかの学校の吹奏楽部の練習の音。
音あわせ前の練習の音は、きっと不協和音にも聞こえるだろうけど、はるかには「海の楽隊」のお話を想像させる。
そのせいか、きっと聞くことはないだろう、この後のハーモニーが、なんとなしに耳に聞こえてくる気がしてならない。
裏道を通ったときや大通りを通ったときに匂うお風呂のにおい。
夜の散歩で裏道を通ると銭湯から匂う。排気ガスだらけの大通りも旅館の前は大浴場から匂う。
警察犬並の鼻のよさに感謝のひととき。
糺の森のみどり。
ウソみたいに青く、透きとおったり、濃ゆかったり。
なんとも形容しがたい気のよいこと。全身がキモチよいよ~と言っている。
糺の森のなかでは、そう急がずにゆっくりと歩く。呼吸する。自転車に乗っている朝夕は、もう前を見ずにこぐ。上を見て。ずぅっと上を。
息を鼻からすぅっと吸って、そして誰も見ていないことをいいことに、声を出して息を吐く。声というか、ため息というか。
そして得意の手放し運転でずぅっと自転車をこぐ。
背中で合掌しながら、背筋を伸ばす。
川端通り沿いにあるどっかの学校の吹奏楽部の練習の音。
音あわせ前の練習の音は、きっと不協和音にも聞こえるだろうけど、はるかには「海の楽隊」のお話を想像させる。
そのせいか、きっと聞くことはないだろう、この後のハーモニーが、なんとなしに耳に聞こえてくる気がしてならない。
裏道を通ったときや大通りを通ったときに匂うお風呂のにおい。
夜の散歩で裏道を通ると銭湯から匂う。排気ガスだらけの大通りも旅館の前は大浴場から匂う。
警察犬並の鼻のよさに感謝のひととき。
糺の森のみどり。
ウソみたいに青く、透きとおったり、濃ゆかったり。
なんとも形容しがたい気のよいこと。全身がキモチよいよ~と言っている。
糺の森のなかでは、そう急がずにゆっくりと歩く。呼吸する。自転車に乗っている朝夕は、もう前を見ずにこぐ。上を見て。ずぅっと上を。
息を鼻からすぅっと吸って、そして誰も見ていないことをいいことに、声を出して息を吐く。声というか、ため息というか。
そして得意の手放し運転でずぅっと自転車をこぐ。
背中で合掌しながら、背筋を伸ばす。