たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

片方のピアスズ 2 【はるかがはるかをはるかだと思うとき】

 あっ。今思い出しちゃった。
 宇都宮に帰ったとき、やっぱり!?出くわしちゃったよ。中学んときの仲良しのあちきに。ほっそいほっそい道を、排気ガスを避けるために歩いていたら、ちょうど店からでてきたもんね。一秒遅かったら、気づかなかったよ。

 中学の卒業式の晩、あちきんちで超はしゃいで、朝まで遊び、翌日の高校入試の結果発表には、かなり寝坊した。

 ハハにたたき起こされて、車にのり、気持ちが勝手に切り替わって、どきどきしながら、合格発表の掲示板に向かった。

 中央女子高の正門に来て、受験票を忘れたことに気づいた。番号は覚えているんだから、とりあえず見ていけばいいのに。(だって、受かっていたらルンルンで家にとりに帰れるし、落ちてたらもう来る必要がないんだし。)
 車でハハと引き返した。片道車で30分。

 はるかの合格発表イメージ図では、みんなが掲示板の前で、きゃぁとか、わぁとか言ってるんだったんだけど、私が到着したときは、ひとっこひとりおらず・・・。


 まぁ受かったからよかったんだけど。

 実は、私立も滑り止めに受験してたんだけど、試験当日になって、分度器がないのに気づき(おきべんしてた)、朝から幼馴染に借りに行った。まさか分度器使う問題なんて出るもんかと思っていたが、出た。合格できたのは、りょうくんのおかげです。はい。ありがとう。


 ホントは、まだある。受験ネタ。
 大学受験は、国立一本に絞ってた。推薦と前期と後期受けてだめだったら、来年来てやる!って。

 当時、あまり学校に行っておらず(せっかく入った高校なのに、受験生には遠すぎた)、前期試験と後期試験の願書締め切りが同日だという情報を完全に逃していた。(常識らしいが、家族みんなで逃していた)

 このため、翌朝新聞に、倍率が掲載されたとき、なんで後期の分も予測してるんだ?あほ。と思った。
が、本当のアホははるかだった。

 というわけで、欠席日数が多く、敬語も使えず、センターもまずまずだった私は、推薦で落ち、後期試験を受けるチャンスを自ら放棄し、試験は前期試験一本へのかけになってしまった。

 つまるところ、なかなかの幸運の持ち主である。
 ピアスの管理ができるようになるには、まだほど遠いと思われる。