たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

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 そして土曜日。さらにそれが遅くなった。

 昼前から、自転車発電を持って、職場近くの保育園・学童へ向かった。
 今日は、一年に一度のお祭りで、5,6年生が実行委員となって、準備を進めてきた。 
 参加する全員が、入り口で「12わんぱく」がもらえる。「わんぱく」は円やドルみたいなお金の単位のようなもの。いろんなゲームやくじびきやらを実行委員が用意している。ゲーム1回「2わんぱく」とかジュース1本「1わんぱく」とか。で、全部の出店で遊ぼうとすると、絶対わんぱくが足らなくなる。
 そこで、自転車発電のコーナーにやってきて、自転車をこいで、発電し、CDをならすことができたら、「1わんぱく」もらえる。稼いだことになる。あんまりスゴイと「2わんぱく」もらえることもある。う~ん。なかなかよくできたシステムだなぁと関心してしまう。
 途中アクシデントに見舞われ、はるかはダッシュでペンチやハンダごてやらをとりに帰り、その場で応急処置をした。我ながら1年半でスゴイ成長だと思う。ハンダ付けなんぞつゆ知らずのはるかが、いまや納品する自転車発電の回路のハンダ付けまで得意にしている。
 この児童館は、お寺の中にあって、お堂では、きもだめしがある。始まる前にのぞいたが、これが5歩しか進めずに引き返してきた。こわかった。リアルすぎるの!
 むかしむかし、官舎に住んでいた頃、隣の森で夏にきもだめしがあった、はるかはおかあさんの背中にしがみついて、大泣きしてでてきたのを覚えている。おどかしているのは、みんな同じ官舎に住む、おねぇさんやおにぃさんなのに。死ぬほどこわかった。