たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

世界は残るか


悲観的に言うのではなく。
世界は残るだろうか。

米軍の空爆写真をみて、それを空爆と知らなかったら、オーロラの兄弟かなにかかと思うほど、光のきれいな軌跡。

人はひとの手で殺されてはならないよ。

ホントに死んでほしいと思う悪人もいるけれど、
例えば自分の娘を殺されたとして、それはこの上ない憎しみや悲しみをもたらすけれど、その殺人犯が死刑になったところで、彼女は帰ってこないもの。
それに、冤罪もありうるし。
だれが死刑のスイッチを押すん?
ホントの意味での無期懲役で代替すればいいよ。

イラクの無実のこどもたちが、どうして今死ななければならないんだろう。他の国の報道されていない無実の人たちの死は、どう解釈すればいいんだろう。

米軍の10代の兵士たちが、テレビゲーム感覚で、画面上の白い影(人は白く映る)を射的するみたいにボタンで打って、「got it!!」(しとめたぞ!)といっているのを映像で見た。それが、子供かも同じ年頃の子かもわからない。白い影だけでは、想像力もくそもない。

デンマークにいた頃、みんなで話し合って思ったのは、子どもの頃、食べるものがなくて、お金がなくて苦しんだ。という人もいれば、戦争で弾にあたりそうになったことが2回ある。という人もいれば、まぬがれられない兵役で3年の間に洗脳されるだろう。という人もあれば、受験や地位やお金のプレッシャーが将来を待ち受けていて、ぎりぎりのところで生きている。限界がきている。という人もいる。
みんな形は違えど、苦しんでいる。苦しみを比較することはできない。
でも、これらはすべて軽減できる苦しみだよ。
それができずに突っ走っているなら、地球は世界の洗浄をするのではないかしら。
人間が自然治癒力によって、鼻水を出したり、熱を出したりするように。

世界は残るかしら。