たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

あぁあ ピッチ

ついに買っちゃったよ。ピッチ。

ケータイなし、テレビなし、大金なしでも楽しくやってます。が、キャッチフレーズだったのに。。。

マネージャー業が務まらないからと言って、買ったけど、
買った瞬間、これまではるかがケータイを持たなかった理由が、順々に思い起こされたよ。

ピッチ持って、バス停に立っていたら、時間がわかっちゃうもんね。
あぁ、もう来てもいい頃なのに!!っていらだつことはなかったのに、
あのぉ。すみませんが、今世の中何時ですか?って質問を、知らない人にすることもなくなるんだ。

日々のスパイスが減るよ。

京都に来て、朝起きるべき時間の5分前に起きれるようになったこの技は、まさに、目覚まし時計がなかったから、身についたことなのだと信じていた。
持ってたら、便利だもん。使うよなぁ。この機能。

休みの日に、のんびりカフェで過ごすひとりの時間も、誰からかの連絡があれば、性格上、すぐに応答して、必要あらば、とんでかけつけてしまうだろうなぁ。

ケータイがないから、すぐに連絡がとれなくて、相手は不安がるけれど、はるかは、それをどこかで楽しんでいたかもね。だって、必要ならば絶対に会えるもん!って信じて疑ってこなかったし。

スリリングでなくなるよ。毎日が。

ケータイも、腕時計も、アラームも、全部一気に手に入れるなんて、ちょっと怖いよ。

はるかがせっかく鍛えてきた機能(はるかにしかわからない、はるかのアンテナ、時計、アラーム、探知機、必要なもの必要な人やってこい磁石などなど)が、簡単に目前から消えるんじゃないかと、不安だよ。

自分次第なんだろうけど、怠惰でだらしがないからね、あったら便利なもんはじゃんじゃん使ってしまうだろうよ。

あぁ。このあとどうなるだろうか。

持ち運び可能な公衆電話と名づけました。このピッチ。

自分自身が自由でいられるように気をつけよう。

ピッチにコントロールされることのないように。