たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

事件で思った3つのこと

今回のことを知って、はるかは3つのことを考えたよ。

ひとつ。

自然界では、ありうることだけれど(字の通りの弱肉強食)、私たちは、キリを家族と思って接しているから、自分の子どもを刺されたり、殺されたりした親の狂うまでの怒りの感情。少し理解した気がした。


ふたつ。

3頭の、しかも、首を食いちぎればとどめをさすことをよく知っている猟犬たちが、首をつながれた小さなマメ柴犬を襲う構図は、人間社会の構図にうりふたつだよ。でも、彼ら3頭が心のそこから憎くて、死んでほしいと思うくらいの怒りがあるけれど、本当に死ねばいいとは思わない。だって、彼らの責任ではないから。これはまさに人間の問題なんだよ。猟犬は、街中で飼うもんじゃないよ。
次に人間の赤ちゃんを被害に遭わせたらとんでもない。

3つめは、

うちの海平の将来が少し見えた気がした。そしてそれに安心感をもった。
本当に守るべきものを守れるんだと思う。
いざというときに、彼女をおいてすたこらさっさと逃げ出すようなやつではないな。
ハハが恐怖に叫んでいる間、海平はキリを助けるために、はむかって行って、そして、17歳にして、どなりこみにいって、やくざみたいなおっさんらにどなられて、それでも試合に向かって、勝ったんだから。
これはこれは、I am proud of him.といえるでしょう?

今はただ、全身麻酔の副作用で後遺症が残らないことと、少しでも早い回復を祈るばかり。