たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

思いこみの差

はるかの通勤路は、糺の森と鴨川で、ほとんど車に会わずに会社に行ける。

鴨川は、自転車の勝手駐輪に激怒した市が、変な柵をつけて、簡単にはくだれないようになっている。
(車椅子の人の考えろさ。アホ。と思うが。)
だから、はるかは裏技で、階段横のほっそいスロープ状の石にチャリのタイヤを転がして、降りる。

そこに、ホームレスの人の家があって、たくさんの詩がブルーシートの壁にかけられている。
夏に初めて通ったとき、「土曜日に人生相談受け付けています。ただし女子大生のみ」って書いてあって、
「あぁあ。これじゃぁまた、世間がホームレスのおっちゃんを誤解するやぁん。」って思ったんだよね。

しばらくして、そこに住んでいる詩人が、おばちゃんだったことがわかって、自分の持っていた固定観念を恥じた。
女の人だから、女のコなら自分の空間に入ってもらおうと思ったのか。って。自動的におっちゃんて思うはるかは視野が狭くて、思いこみが強いなぁ。と。

はるかがマネージャーをしていて、一番大事にしているのは、なるべく小さなこともクリアにして、当日とか寸前にびっくりするようなことがないようにすること。
えっ?そんなん聞いてないよ??って、お店側や、お客さんや、ミュージシャンや、主催者の誰かが思うのは、よろしくない。
当然。とか、たぶん。とかの思いこみは、せっかくの音楽を「残念」にしかねない。
普段は、いつも適当なんだけど、マネージャーをすると、かなり意識するところ。

SOUTHのCDもできてきたし、さぁあとひとふんばりです。


「うらやましいの と ねたむの と 差別するの と」というタイトルで書こうと思ったんだけど、また今度だね。