1万のうじ虫 と ごみむし魂 （ちょっと気持ち悪いかもだから、無理な人は読まないで）

はるかは今日中に、必ず別のはるかになるだろう！とは思っていて、食べるだろうとは思っていた。
けれど、あの事件が頭をよぎり、200匹もいる目の前の小さなカップは、触ることさえできなかった。

となりで、さんざん大騒ぎしていたなおこさんが、なんも考えんと、ぱくっと食べてみせた。
はるかも口を大きく開けて、BEに放り込んでもらった。
涙出たよ。ありがとうって思いながら、左の奥歯でかみかみかみかみ、プチプチプチプチ、ごっくんしてからも、そいつが、どこを通っているのか、すごく意識させられた。

これほど、食べ物の飲み込んだ後を意識したことがあったかと思う。2匹め3匹めハ自分でつまんで食べた。
弱っているはるかの身体を、地球から遠く離れてしまったはるかの生命を、頭でしか生きられなくなっている感覚を、大きくゆすぶってくれるものだった。
食べる前のはるかと、後のはるかはいろんな意味で違かった。

夜、寝袋に入ってからも、3匹がはるかの中にいることをとても意識した。

ツアー中、マジいろんなおもしろい人にあって、ミラクルな再会があって、いろんな経験をして、ホンマに濃～い週末が続くよ。
たぶん、2005年の3月は、人生でもかなりでかい1ヶ月になるとおもう。

マネージャーさせてもらっていることに、感謝だね。