たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

植林ツアーから帰ってきたら聞きたいこと

金曜の昼は、長崎から関空経由で中国の植林ツアーに行くまなぶに会った。
植林ツアーなんて、その内容ややり方によっちゃじぇんじぇんいただけないので、どんな内容だったのか、帰国報告が楽しみ♪

どんな内容だったら、いただけないのか。書いて整理しておこう。

まずもって、植林はしっぱなしじゃ意味がない。
その後ケアが絶対必要。人の手で植えられたものは、人の手で管理をしていかなくちゃならない。
日本の里山は長いこと、そうやってうまいことやってきたんだ。(自然の森が荒れる、という言い方はしないけれど、植林地帯が荒れると言ったりするもん。)
そう考えると、やっぱり植林するなら地元に限るよ。
植物の適応も、その後の管理も利用も地元じゃなきゃムズカシイよ。
下手をすると、「植林の植え捨て」状態だ。
そして、職場の森林に長けている人の話によれば、(職場に頭のいい人たちがたくさんいると、本当に学習になるのだ。お知恵を拝借できる。)
砂漠化などの森林減少を理由にした植林の場合、その原因を把握する必要があるという。かなり、国・地域によってその構造は異なるというから。
たとえば寒い地方で、薪炭利用のための伐採なのか、農地を拓くための焼畑なのか。
薪炭利用なら、それこそ自然エネルギーの導入は広い意味で意義がある。
温暖化防止、砂漠化の進行を遅らせる、あたらしい雇用、動物の糞などの利用・・・。そのほかにもその植物がきちんとその土地に適しているか。
定着しなければ、植林をした意味がないだろうから。
「現地の人にしてみればありがた迷惑」な行為じゃ、ボランティアもさみしい。
金持ちで気の良い国の人間にとっての「良い経験」が、他者の土地でどう写るのか。忘れずにブレインも持ちこんで、せめて意味のある活動であればいい。なお言えば、現地の人に託すことができる方法がいい。

今週末てんつくまんの講演に行くから、併せて聴いてこよう。彼の真意を。