たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

オズの魔法使い ―トトを守る人物

昼間、突然オズの魔法使いが見たくなって、パン屋に行って、なっちゃんに「今晩オズの魔法使い観ようか」と言ったら、予想通りに、「うん♪」と超嬉しそうに笑って見せた。


ドロシーの大事な大事な犬のトトは、どっかのおばはんに噛み付いたとかで、「処分してやる」とそのおばはんに言われる。
ドロシーは「絶対いやよ」と渡さない。
ここでみるべきところは、お母さん代わりのおばさんで、犬を家族とみなしているにしても、それだけでなく、子どもの大事なものを、尊重している姿勢が見て取れる。
自分の大事なドロシーの、大事なものを間接的に守ろうとしている。

おととい京都に来てからずっと世話になっているI氏が、いつ話したのか覚えてない話を持ち出してきた。
そんな話したことあったんだ~と思い、それを覚えているんだ~。余計なことは話せないな。と思った。

わたしは、小学校6年生のおわりに、お泊りに行きたかったのに行けなかったことがあって、(いつもはお泊り結構オッケーな家だったんだけど)そのときの親に対する反発心をいつまでも持ち続けた。軽い恨みみたいなもんだと思う。
この辺女だと思う。

それとか、バスケをしていた中学時代は、今思えばウルトラ世界が狭かったんだけど、そのころは、それ以外の世界がないんだから、とにかく、監督とバスケ部の友達がもっとも大事なもんだった。
それ以上でも以下でもないというヤツ。

だから、練習が多すぎるとか、くだらないとか言われた日には、絶やさぬ火のように、大事に怒りをキープした。

昨日ハハからの電話で、三輪あきひろ氏の本で、「自分のパートナーやらのもっとも大事なものは否定するな。」というう内容の文言があったという話を聞いた。
そらそうだ。

自分がくだらないと思っていても、その人にとっては好いとるもんは好いとるし、大事なもんは大事なもんたい。


ドロシーのおばさんが、あのお金持ちの地主のおばはんに、ぎりぎりのラインで、はむかうところが、理解という意味でのホントの愛かもね。と思った。


ドロシーは、テキサスに帰るのに、呪文のように想いを唱える。
"there is no place like home...."

あんなに観るのを楽しみにしていたなっちゃんは、余裕で速攻寝た。

朝、蚊帳の中で、小さいころに読んでもらった本の名前をシェアした。
かなりの量でかぶったので、うれしかった。