たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

お墓のろうそくに火を灯すお手伝い

昔だったら、何をするのにも大はしゃぎで、ばたばたうるさい子だったんだけど、多少ではあるが、落ち着くときに落ち着ける子になってきた気がする。

いつも行くお寺のお盆だったので、お墓のろうそくに火を灯すお手伝いをした。
静かに淡々とろうそくに火を灯していく。
ほとんど何も考えずに。ただ、ひとつひとつが誰かにとって大事なものなんだな。というのを根底に丁寧にでも迅速に火を灯していく。

帰って、メールの量にびっくり。しかもどれも相談ごとばかり。今日は相談ごとの日か??ちゅぅくらい。

みんながそれぞれの立場で精一杯自分と向かい合おうとしているのを見ると、はぁ、わしはあまいなぁ。と思う。
それか、ぽくっと死ぬのではないか。とも思う。もうこれといった悩みもないのなら、この世ですることは用済みとされて、ぽくっとな。


3時まで半分寝かけた人に、思うところを怒涛のごとく浴びせかけて(だって、わたしに相談してくる人は、間違いなくほかの人が遠慮して言わないところをわたしがズバズバと言うことを知っていて、相談してくるのだと解釈しているから)、それで結局その人が眠れなくて目がさめてしまったように、自分も目がさめて、5時すぎから本を読んだり、下鴨神社で気功したりした。

読んでた本にネイティブアメリカンの死ぬときの作法みたいなんが書いてあって、彼らは、その人個人やその部族が得てきたものをすべてこの世に残して、その儀式を終えてから死ぬと。
織物の美しい模様の出し方やなんやかんや。

ちゅぅわけで、わたしもこの世に残していきたいと思うものを、まず身に付けそれから、残すという行為を半ば死の儀式として行い、それからぽくっと死ぬべきだな。
となると、だいぶ先やなぁ。こりゃ死ねないなぁ。


お寺でお手伝いをすると、わたしみたいなおっちょこちょいな人間は、学ぶこと多しです。
はて、寺に修行にでるべきか。