たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

変化

宇都宮の友達が3人、時差ありで、10日間くらい次々に滞在して行ったのが、もう先先週のこと。

自分の10代をいろいろ思い出したりした。

自分の変化を、前よりも気持ち楽に見れるようにもなった。

今の自分を当然のように、今の自分として捉えているけれど、昔の自分を知っている人と一緒にいるだけで、多少客観視したりできて。
すると、つい笑ってしまうようなことになる。

中高時代に仲良くしてた友達(高校の3年間はほとんどケンカして口きいてないけど)が7年ぶりに会うために、京都まで来てくれたとき。


築100年のうちには、最も不似合いと言ってもいいくらいのギャルが来たわけだから、家も驚いたのかもしれない。
私はめちゃくちゃにリアルで怖い夢を見て、別の同居人の部屋に夜中逃げこんだ。昔、怖い夢を見たときにチチのベッドに飛び込んだみたいに。

2日間一緒にいる間、昔の自分と今の自分が何度も交錯して、思った通り(よりもだいぶマシだったけど)、普段よりキレやすく、汚い言葉を吐きやすくなっていた。

言葉は今の自分なのに、内容が昔の自分とか。あるいはその逆とか。

例えば、彼女を駅から見送るときに、単車が「ブルンブルンドッドッドッドォォォーーー」と通り過ぎたんだよね。
今のはるかは、言うとしたら「ちょっとうるさいねぇ~。」と穏やかに言うんだけど、
昔のはるかの口調だと「うっせぇなぁ。」とつば吐く勢いで言う。
でも昔のはるかだったら、「うるさい」という感情は全くなく「誰?だれ?」となる。

この時は、今の感情×昔の口調

道いっぱいに広がった荷物と、そこに広げた地図と、そこに寝そべった若者を見て、
今だったら「あらあら。危ないヨ。」と思うんだけど
昔だったら「邪魔だよ。どけ。バカ!」となる。

このときは、「広がったらあぶねぇよ。」と言っていた。
同じく、今の感情×昔の口調


彼女が帰ってから、昔だったらどうだったかをよく考えるようになった。

いつもの様に、自転車に乗って鴨川を走っていると、ポイをしている人がいた。

今なら「あれ?誰だろう??」(うるさい単車に乗る人の代わりにポイをしている人に対して使う単語になっている)

昔なら「なんだコイツ?何してんだべ??」



あぁ自分の変化を半分面白げに見ることができるようになってきたかもしれない。

彼女が来てくれたことに感謝。

その前に宇都宮から来てくれた二人にも感謝。助走があったおかげだね。