たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

山水人(やまうと) 朽木 GOA GIL 大地踊る 涙

山水人(やまうと)ってお祭りで、琵琶湖の源流朽木(くつき)にいた。

3日間、前半戦は、キレイな空気と水と緑と音に囲まれて、空の色がきれいすぎて、途中なんども泣きかけた。

よく踊ったのと、パチカとポイのやりすぎで、あと、ヘンプビールを出店したので、その搬出入で重いものをもったせいか、かなり筋肉痛だぁ。売上はあまりなかったけど、まぁギシギシ一所懸命稼ぐというより、みんなやりたいことしながら、遊びながら楽しみながらやったので、オーライかな?(赤字を埋めるイベントに出なくっちゃだけど)

後半戦はトランス漬けで、行く前はめっちゃ抵抗あったけど、GOA GILってなんかインドのシャーマンで、めっちゃスゴイじっちゃんで、何十時間もDJするとか聞いていたんで、自分のトランスとかに対する壁を乗り越えるよい機会かもと思って行ってみたけど、さすがに名ばかりでもなく、この私でもトランスで結構ノっていたし、時々イキそうになりながら、こっちの世界とあっちの世界でふらふらしてた。24時間くらいトランスの世界にいたことになるみたい。
山ん中での大爆音だから、体全体を揺るがす感じで、何をしてても縦ノリしちゃう感じだった。

でも、ズンッズンッズンッズンッが、はるかが同居人にぶつけたい思いを増幅していって、ヘタをすると、爆発しかねなかった。
これを誰かと共有すると、もっと増幅すると思ったからしないようにした。
怒りのエネルギーが、気のタマが大きくなっていくみたいに、大きくなるのを見ていた。
でも、この音の中では、このエネルギーの増幅を食い止めるのは難しいと思った。

途中、上流に行って、素っ裸でつめた~い水を浴びて、たくさんのサンショウウオや小魚と戯れた。そうして、毎日リセットした。

帰りに乗せてもらった車でかかった音楽がとてもよくて、今日は9.11で、いろんな人が平和を願ったり、起きた出来事に対する恐怖のトラウマに襲われたりしているのに、私は、人のイイとこ悪いとこで、なにをこんなに怒りとして保持しているのだろうと思った。
トランスから抜け出て、よい音楽と山と光と川に、涙に代えて流させてもらった感じ。
全部流れて、最初に恐れていたようなキレるという形であの怒りを表現しなくて済んだと思う。
下界に戻ってきて、届いていたメールに
「涙は心の汗。涙は命の洗浄液。涙は人生の潤滑油。」とあった。
今の私にドンピシャなお言葉。