20秒という時間

ケータイなんて・・・と言ってきた私だけど、
失うものもたくさんあると今でも思ってるけど、
ちょっと得たこともある。

ケータイの留守電で２０秒以内で・・・と言うのがあるけど、「そんな短い時間じゃ何も伝えられんわさ。」とたいてい思うのに、案外あいさつして、今の状況を話し、伝えたいことを伝え、また連絡すると言って切る。
案外２０秒でできるやんけ。

２０秒でできることたくさんある。
２０秒を盗むこともたくさんある。

２０秒迷うことなんてしばしば。
２０秒ぼーっとすることなんて連続でいくらでも。

この２０秒の連続で生きてきていて、たぶんいつかの２０秒のどこかで死ぬ。

あぁもういいや。ってあきらめじゃなくて、満たされて足りたときに、たぶんこの一生を閉じるんか。
なんか死に対する印象が昔とだいぶ違うぞ。

昨日と同じ今日だと思わずに、
今日と同じ明日があると思わずに、

動かんと満たされんぞ。

と思う。



これがずっと続くと思う代わりに、自分で日々を創っていかんと、あっというまに時間が過ぎる。
気づいたら３０になって、気づいたら死ぬってことになる。
はるか次にどこに行きたいんだろう。
しばし考える。そして思いついたことを置いておいて、眺める。気に入ったらやってみる。


ケータイの留守録から打ち上げ花火型連想ゲームが止まらない・・・