たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

はるかという一人称

あぁ。今日はロシア語も出れぬまま具合悪すぎで、帰ってきた~。葛根湯煎じて飲みながら書く

「はるか」って一人称、26歳になって未だやめられない
学校でも先生からはるかと呼ばれ、
はるか以外の呼び方をされると、すごく恥ずかしくなるので、「はるかと呼んで」と言う
会議でもはるかと呼ばれる
呼んでと言わなくても、呼ばれることがある
デンマークに居て、一番心地よかったのは、harukaと呼ばれること


日本人がおおよそ、他者も自分と同じような意見だとして(雨の日って○○だよね~)とか(△△は××じゃん?)っていう会話が多いのに対して、常に自分がどうであるか、I,Iで一人称を強調して語るのが西洋人だと、そこではるかの「はるかね」「はるかはね」「はるかさ」というのは、(自分が常にどうであるかを強調している)と心理学の人に言われたことがある



最近(彼ができたよ)って、ハハに言ったとき(あんたお願いだから、はるかって言うのやめて。自分を主張しすぎて、いつもアンタの彼は、萎えちゃうじゃん)と、はるかと呼ぶのをやめなさいと初めて言われた

(この前の彼が、アンタでアレルギー起こしたのがいい例よ。正常な反応よ。どうか今の人に愛想をつかれないように)と、ほとんどお願いされた


この前のロシア語の時間、3人組で会話の練習をした
AがBとCに向かって(お互いお知り合いですか?)と言うと、BとCはHet(いいえ)と言う
すると、AがBとCの名前を言って紹介してくれるので、BとCはお互いの自己紹介を始める
このAによって私の苗字を呼ばれたとき、私はどっきりしてしまった。外国語で苗字を呼ばれたことがあっただろうか
一気に赤面して、声が出なくなり、汗がたらたら・・・
自分がここまで名前を呼ばれることを当然のように期待していて、それがはずされたことがここまで調子を狂わすと思っていなかった



最近、その彼とは近くに居れないので、よく電話をする
ある週は、離れているのに、とても傍に居る様に感じて安心していたのに、別の週になったら、理由もなく不安になった

彼の気づきは
家族が一緒にいたりで、気恥ずかしさ故、はるかと呼ばずに会話をしていたときは、はるかが不安感や距離を感じると言っていたらしい
実験的に、気恥ずかしさを備えながらもはるかと呼んでくれた電話で(今日はどう?)と聞かれた
(うん。今日は大丈夫だ!)と答えた
後からそのことを聞いて、うぅん。なるほど!

はるかは、名前を奪われたら生きていけないかもしれない