たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

平等院鳳凰堂と高台寺 3月21日春分の日 はれ

朝宇治に向かう
彼の兄弟と平等院鳳凰堂に行く
知ったかしても、取り繕っても仕方ない(いつかバレる)ので、かなり馬鹿正直に分からないものは分からないと明かす
むしろ、ここで歴史アレルギーを治す他チャンスがあるか!?と構えた

そもそも京都に来て丸3年、よそから友達が来たときに一緒に行くし、と、観光地を一切回っていない。結局友達と行ったのは(拝観料が必要な所は)銀閣寺だけだ

いろいろ説明してくれる彼らに
南北朝? 頼政? 平家? なんちゃらの乱??
(後ほど本日の大切な気づきに、説明書きの中の歴史上の人名、年号、場所の名前等が、見事にカットされて読んでいることがわかった)
ハテナが浮かぶ私に、たぶん心の底からドン引きしたのだと思う
何それ?どういうこと?なんで? と言うたび、彼らが20m位ぶっとんで行って、それでもなお、こちらになんとか戻ってきて説明してくれているように見え
普通の人がわかる説明でわからないんだから、小学生に話すみたいに話してくれた
これってなんか外人扱いだ。でも、きっとそのくらい文化が違う
私が、暴走族なんかが写ってるそれ系の雑誌を、目を輝かせて読んでいた14歳位の頃、彼らはたくさんの知識を蓄えることに時間を使っていたのだと思う

そこここに立つ木が何に見えるかばかり気になる私の横で、あれは赤松だ、これは何バトだ、と言っている人や、まるで千年前を見てきたかの様な時間軸で語る人は、一日が楽しくなるのに必要な登場人物

平等院の拝観招待券に感謝

続いてひょんなことから、ライトアップ中の高台寺の拝観招待券もゲット

彼と初ケンカ?記念(どうしたら彼が怒るかがよくわかった。自分のイヤ~なとこもよく見せ付けられた) 
高台寺は、頭ん中は完全に過去にワープしていて、心ここにあらずだったが、不思議な空間のおかげでそれもはかどった

人も仏像も建物も物質としてしか目に入らず(軽く手を合わせる様なことはするんだけど)、どうしてあの木にライトを当てないんだ?と思った木が1本あっただけで、後は苔やら池やら竹やら枯山水やらのおかげで深く深くワープして、よく感じた


目の前に突如立ちはだかった塀のようなもの(はるかが構えちゃったんだけど)を、二人が協力せずにそれぞれ登って、塀の上で泣きべそかいてシェアして、で仲良く降りてきた感じ
はるかが楽しみにしていた衝突その1はこれか
これは私がより高まるのに必要な過程だ
その2にも期待