たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

「期待」 妄想 浮遊 着地

人に対して期待のようなものってある

大学時代の親友の一人に
女の人はおならもしない きれいなものだと思ってた男がいた
もちろんすぐに 女もくっさいおならをする 男と同じ人間であることを身をもって知るんだけど

これは 女性とは、やさしくて、いいにおいで、美しくて、やわらかくって、かわいいものであってほしいという「期待」があるわけで、(ただしこれは申そうでしかないんだけど)
それが現実とかけ離れているものだと、実感して落とし込むことができたら、それは着地したとき。現実に着地するとき
着地までの浮遊は、ショックや受け入れがたいこと、その期待が叶った過去の経験を夢見心地に見たり・・・といろんな変遷をする

おならをしない女の話は
ちょっと極端だけれど
家族や共同生活者や親友、恋人との間でしばしばある

実家を出てしばらくして帰省した友達が
高校生までの実家と比べてあまりに変貌していて
(風呂掃除をしてたら、一切の合成洗剤が消えていたそうな)
それが、なんか非常に悲しくって、風呂場で泣いたと聞いた

ふん。そんなんよくある話だ

デンマークの学校で、1ターム目を終えて、みんなが国に帰った後で、私は継続して2ターム目を受けた
建物も先生も食事も一緒なのにメンバーが違う。部屋も変わった
間違って前の部屋に足が向いたりもした
部屋の電気をつけようと左手で暗い室内をさぐると、そこに電気のスイッチはなかった
前の部屋と違って今度の部屋は右手にスイッチがあるんだ
前のタームの仲間が恋しくてよく泣いた

毎月暗黙の了解で、決まってやってきたことがあるじゃないか!
親友にパートナーができて、途端、約束してないことはなかったことのようにそれについて打ち合わせてない
自由にすればいいと思いながら、っへんっと鼻をならす私
なんかムカつく
そうだよ。自由にすればいいんだよ。って落ち着くまで、だまりこくって、浮遊から着地の経過を待つ
触れられる距離で接することができるようになったときに、悲しかったことや、あれはないよ!ということを伝えよう


自分のパートナーに、過度の期待を抱いたとき、現実はそうもあらずで、あー所詮こんなもんか。と浮遊
私に対する妄想も、できるだけどんどんガシガシとつぶされてほしい

はるかに対して、勘違いしてる輩にも特にそう思う
今度の新しい同居人も、すぐにはるかのだらしなさといい加減さを見て信用を欠くでしょう
それでいい。所詮こんなもんか。がちょうどいい