たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

おばーちゃんとおかーさんとわたし

大学2年生のとき、そのころ付き合ってた人に、セーターを編んだ。モスグリーンの丸首で、かざりっけなしのメリヤス表編み。左手の腕に二本ベージュのラインを入れた。

そうしたら、母が「あぁら、私も昔のボーイフレンドに同じデザインで編んだことがあるわ。色違うけど」
と言った。

恐るべしはその先、おばーちゃんもおんなじデザインでセーターを編んだことがあるとな。


今回。
はるかの誕生日に、ハハがいろいろ詰めて送ってきた。
クラッカーの箱が二つ、何かクラッカーでないものが入っていたので、まっさきに、手作りケーキに違いない!と思った。
ら、今年はジャガイモだった。
まーまー、そうがっかりなさらずに。

と、その3日後。
おばーちゃんからも荷物が届いた。
誕生日にもくれたのに、「オホーツク菜時記」(だったか?)というタイトルで。
あけてみたら、何かの間違いかと思った。
同じクラッカーの箱に、おんなじジャガイモが入ってた。

ジャガイモを送るという点で、かぶるのはまぁいいとしても、
なんで二人ともクラッカーの箱なんだ!?
しかもおんなじメーカーの。
違うのは包装の仕方。

これじゃー、私が同じことしなくっちゃじゃないの!って感じ。

おばーちゃんは、朝が早いので、7時になったとばかりにいつも電話してくる。
その時間の電話は間違いなくおばーちゃんだ。

「はるかちゃ~ん?届いた~?土から違うんだってー。北海道から生徒さんが送ってよこしてきたのよ。はるかちゃんなら味の違いがわかるんじゃなーい?なんだかアンタのおかーさんもジャガイモ送ったって言うじゃない。まぁ貴方お料理するから、いいでしょう?? それじゃーごきげんよう

このノリ、ハハとおんなじ。
そして、うちでは、ハハとおばーちゃんの電話、留守電がちょっと名物。
そして私たち3人は、お互いの存在がとてもキョーレツでしばしば疲れている。
そらそうだ。