なんちゃって典座隊

一年も前から頼まれていたこの週末のお手伝い。
無事終わりました。

いつも遊びに行っている禅宗のお寺で、住職さんが正式に住職になる儀式がありました。

イベントで使わせてもらっているいつもの大台所が、なんかよそいきに見えました。
永平寺では、台所仕事を仕切る人を典座（てんぞ）と言うそう。
典座の坊さんのところで下働きをするのが、今回の私の初日の役目。
朝から晩まで、大変だけど楽しかった～。
１２０名分の揚げ物をいくつもいくつもして、大根おろしや山芋おろしをいくつもいくつもして、最後はクッキングハイの時にちょっとだけ近くなった。
あーこのまま続けたら、アレ来そうだ～！と思っていたら、さすが坊さん、変な状態に行く前に、すっきりすべて終わらせた。間に合った。

一日怒鳴られるのを覚悟で挑んだが、めっちゃ優しかった。
任せるよ～。適当にー、いい感じで～。が合言葉でした。
いろいろ学ばせてもらって、ありがたい一日でした。
でも、へとへとで、帰りは途中でチャリを投げ出して、タクシーで帰りましたとさ。


今日は受付がメインで、割と楽な作業。
大量のお坊さんがいつもよりちゃんとした格好しているの見ました。昨日は大台所で皿洗いをしていた、ついこき使いたくなるような（あら失礼）人たちは、めっちゃお坊さんしてました。
途中あまりに暇になったので、儀式を覗きました。
トンチのような、哲学の問いのような質問を、双子の小坊主ちゃん始めいろんなお坊さんが、この住職に問い、彼はそれに応えるというシーンがありました。これは、目を見張るもんだった。