たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

徳島の海岸沿いをチャリで走る2日間

日光行きの拷問デートは、諸事情によりキャンセル
代わりに、徳島の海岸沿いを走ることになりました

海岸沿いというのが、up and down, up and down でできていることを身をもって知りました

集落というのが、峠を越えた先の海沿いにあることもなんとなく知ったと思います

いまだにわからないのは、峠って何なのか
岬って何なのか
ってことです


チャリはスキーに似ていると思った
雲のある空と島のある海がなんてきれいなんだろうと思った
どうしてこれを一日見続けるのではなしに、先へ先へとこぐのだろうか。さっぱりちんぷんかんぷん


彼とでかけるようになってから、たくさんの初めてのことをして、たくさんの気付きがあります
毎回「まぁこれが最初で最後のつもりで、とりあえず一度もせぬうちから断るのはやめよう」と考えています
そうして、毎回もう絶対ヤダとも思うし、案外私できちゃった!とも思う
毎回ケンカもするし、仲直り(というか仲が戻るという表現が正しい気がする。同じか)もする

山登り(峠越えだと言われた)をしたとき、私はもう二度と会わないかもしれない人を想う気持ちや、もしかしたらあれは私があの人の人生を変えてしまったシーンかもしれないという謝罪のような気持ちが次々わいてきた不思議な体験だったと書いた

今回チャリに乗ってる間は、自分のことや自分の周りでチャリに乗ってる人たちのことをだいぶ想った
岬や峠や行ったことのないところをアタックしたい彼の気持ちは何なのかちょっと想像してみようとしたりもした(けどできなかった)

身体の疲れ方、この上り下りの感触、上るときおしゃべりして、下るときはとにかくそれを楽しむみたいなんは、スキーに似ている気がした。スキーで上るときはリフトだけど
下りをビビると変なとこに力が入って、そこが痛くなる
力を抜けると楽になる


人生でこれだけチャリをこげる日が自分に来るとは露知らず

私を支えたのは、先々週泊まりに来た11歳の少年(10歳のときすでに日に100キロ走ってたという)の存在 親がストップをかけなければ子は驚くほど能力が伸びるって例
 
それに雲の七変化のショー

彼とのおしゃべりとケンカしたときのエネルギー(これでかなりアップと距離が進んだ)

あと温泉

温泉が毎日必ず一度は入るツアーならまた行ってもいいって言ったら呆れられた

あ~あと!まだあった! 走っている自分がなかなかカッコよくね?という酔心