純愛もの

昨日は滋賀で仕事がありました。
自分の講演が終わると、映画鑑賞があるというので、まぁそう急ぐもんでもないか、と、観ていくことにした。

するとこれが韓国映画だった。
韓国ドラマさえも観たことなくて、あたしゃ結構苦手系だと思って、避けて昨日までやってきたけれど、もう泣いた泣いた。

婦人会のつどいに呼ばれたので、おばちゃんばっか。
私一番の若輩者でなぜか先生と呼ばれる。
これイヤだけど、いちいち嫌がってるのキリがないので、もうあきらめる。
それで、そいつが目はらして控え室に消える。
アホ～。

ありえんありえん。とか思いながら、超涙。
はるかと○くんだったら、ここでケンカ、ここにもケンカ。と、
そんなラブラブだらけなはずないじゃん！と思うくせに、

離れているからねー、生死に関わることしてるしねーと、
無理矢理重ねて涙してるんだわ。きっと。
こっちにいたって、あっちにいたって、同じ様に死への扉は目の前にいつだってあるというのに、なぜか氷点下４０度の世界に、その確率を高くみてしまう。

時計なんてしたためしもないヤツが、
アラスカ時間に合わせた腕時計して、あたしゃ自分が純愛小説に出てくるモンの気分だよ。
帰ってきたら、それ始まったとばかりに、大げんかの嵐だろうに、今んとこ、もうこれっきりでケンカなんてないんじゃないかと思えるくらい、無事だったらなんだっていい。ってきたもんだい。

ホームページで、どんどん記録がアップされていく中で、選手にメッセージが送れることになったんだけど、
欧米人のサポーターは、みんな「go go!」行け行け！押せ押せ！アンタなら行ける！その調子。ぶっちぎれ～！さすがは私の息子！

くらいの勢いのある応援なのに対して、

私はやっぱりジャパニーズなんだわ。
無理しないでね。棄権したっていいからねってな感じのメッセージになっちゃう。

そんなん、どんな選手でも本人が決めるちゅうにな～。

ヤバイわ～。昨晩も何度も目が覚めたし、早いとこ慣れないと１ヶ月持たないわ。

ヤツのママンは、ヤツが南米でアマゾン横断中、全く連絡のなかった１ヶ月は、さすがに夜中に目が覚めたって言ってたけど、
ウェブで無事が確認できる時代にいて、あたしゃ貧弱なもんだと思うわい。
ママン恐るべし。強し。