たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

愛し恋しき九州

京都に住んで4年が終わろうとしていますが、
私のアイデンティティの一部に強く存在感を呈するのは、九州臭です。
長崎臭?

昨日ばりばり京女の大家さんに
「自転車がたくさんあるときはお友達が来てはるの?」
と、聞かれ
ヤバイ。うるさかったかな。と思って、すみません。と言ったら
「かまへん」
と、にこにこやさしく言わはった。
そして、
「いやね、あんまり静かやし、そんなに人がいるとは思えへんさかい、よほどお上品なお友達が来てはるんやね~」
と、これまたやわらかく言わはった。

つまり、うるさいから、気をつけなさい。ということだろう。

これじゃまるで逆さ言葉のようなやりとりだよ。
コワイよ~。

これ、九州だったら、
「あっ、よかったー。ばり気にしとったとよ。うるさくないかと思ってー」
と、まんま受けてまんま返す。
裏も表もない。
あるいは、うるさかったら、夜中に九州男児の雷が落ちる。
「何時だと思っとると??いい加減にせんねー!」
「ひぇーすみませーん」となる。
女はあまり出てこないと思う。

そして、翌日にこにこしながら、「あれはあんまりやっけんね。ご近所からも苦情のあったとよ」って言っとる。

雷が落ちるほどでもなければ、
翌日の会話は、「よかねー。酒盛りの声の聞こえたよ。楽しかろう?おいたい(オレ達)もさんざんやったっばい」とこうだ。

そろそろ九州に帰る時期だろう。
もう一年も帰ってない。
最近手紙も来て、彼氏連れて、はよ帰ってこーい帰ってこーいとあった。

春に一度帰ろうか。


そうそう。昨晩はひょんなことから、外国人社会人類学者たちと飲むことになり、つまり彼らの研究は私たち日本人なわけだから、参与観察されている感じで、その考察も聞けておもしろかった。
彼らが九州でも参与観察していたというから、それで余計にあれだな。

今朝まで泊まっていた友達も長崎に居た人だしね。

別段京都にへこんでないよ。
でも、京都人と結婚するのだけは、無理だと思ってる。
私は無理なだけど、それでやっていってる友達を尊敬してる。ここは異国です。