手紙

長崎に帰らずに、だらだら過ごしました。
結局、カフェで長いこと頭をひねったわりに、大して準備万端だとは思えない。

部屋もきったないまんまだし、明日30キロを裕に越えるバックパックを背負って、大阪の貝塚市まで行くんですわ。中身ほとんど豆と調味料。一升瓶が何本？・・・
お気に入りのおばあちゃんのワンピきて、嘘みたいに重たいもん担いで行くのよ。

そして、帰りは、自分のことを引っ張ることも押すこともできないくらい、全身筋肉痛になってるんだから！


ところで、久しぶりに手紙の整理して結構読み返しました。
それで、私めっちゃ愛されてるわ～。と実感。
だいすきだよ～。とか、愛してるよ～。とか、そんなんばっか。
めっちゃ女子にモテまくりやんか！
「オイオイ、はるか。この手紙にまさかオマエ返事出しただろうな？？」とか、突っ込みながら、たくさんの人からの手紙読み返した。

昔付き合ってた人からの手紙とかって、そんときの自分は全く読み取れなかったものが、今は読みとれたりして、オモシロイわ。ちゃう、申し訳ないわ。
なんか、アンタがへこんでる時に、こんだけ支えてもらってて、そんでなんで、アンタは平気で傷つけてんのよ！？とか、思ったりしたけど、でも仕方ないんよね。だって感情ってホントにやっかいなほど、変化するんだもん。
それもこれもアリで今だもんな～。
２７歳ってあんがいおばさんなんだ。２１～２３の自分振り返ると、その刃の振り回し方がすでに怖い。


ラブレター以外の手紙で一番はがきの数が多いのは、諫早市の時計屋中路さん。
諫早湾の干拓問題で一緒に運動したメンバーの一人。
無言で、国道に毎朝1時間立ち続ける人。両手を高くあげて、メッセージボードを持って。「諫早湾の干拓に疑問です」「イラク戦争に反対です」
年間1000通くらいハガキ出してる人。


そんなこんなで、ここんとこ毎日手紙書いてるわ。
法律変わって、刑務所に直接手紙を出せるようになったのが、何よりありがたい話。おせーよ！日本の法律！！

大阪の山ん中で、料理と踊りと筋肉痛以外は自由なので、手紙もっと書こう。
どうせ、ケータイの電波も届かないんだし。