たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

上海からの便り。みんな向け

上海を出発前の彼氏さんから、人に伝えてもよい内容のメールが来ました!

これまで、頑なに口を閉ざすことを望んできたけれど、私がこうしておしゃべりを始めると、諸所のミステイクが気になるのでしょう。

そうです。
これまでも彼に話をさせたかったときに、私がやってきた手法としては、「ちょっとうそを交えて大げさに話す。」

「えっとさー、コロンビアだっけ?なんかベネズエラだっけ?なんけあっちの方でさー、ゲリラに襲われたんだよね??」
とか、むちゃくちゃなことを言えば、訂正しようとして、話し始める。

しかし、ある日言われた。「それじゃー訂正しかしない」
そうだ!ごもっともだ!

それでもなお、私はここからしか始められない。
他の人にもなんとか聞いてほしい。


なにしろ、私はこれまでも今もたぶんこれからも、人の経験を自分の想像力に変えるタイプ。

テレビやなにかのメディアを通したものではなくて、一次的な情報というのか、誰かが体験したものをその人の言葉と視点でいいから、聞く。
私にはこれが大事。

一面的でステレオタイプな印象を持つことは百も承知。
だけど、
それなら、2人目の人の話も聴けばいい。
一人の人の話だけ聴いてたら、視点が偏るけれど。
たとえば離婚も結婚も子育ても、したことないけど、たくさんの人の話を聴いておきたい。
それでいいやんか!と思う。


でも、彼はどうも、人の体験談を聞くことや、人に体験談をするよりは、自分自身やその人自身が自ら体験することの方が百倍大事だと思っているよう。
だから、人に経験談を話すことをしなくても、海外に行ったことのない後輩を連れて、シベリアに行ったりしたんだと思う。
500人の人に自分の話をするよりも、5人の後輩を連れて行く方に価値を置く。


たぶん、彼は上海では、このブログを日本語で読めたんだろうな。
訂正をかねたメールが入った。
しめしめ。出だし好調。
見とけよ。私に与えた2ヶ月間!


以下、私が和訳をできない地名はそのままであしからず。
ホンマの馬鹿をさらけ出してるんでしょーなー。


2008.2.14
平地がちな普通の道でのトレーニング(どうせなら日本より海外でやった方が安いし、行ったことないとこ行けて満足度高い)を経て、砂漠に入ります。

レーニン区間は、上海Donhuang間の3500キロです。

最近、自転車に乗ってないので、想像以上に身体が弱っていてトレーニングさえ、うまくいかないかもしれないですが、中国の主要部なら ほぼ何かあっても対処できそうなので、ちょうど良い感じでしょうか。

これまで砂漠の経験は微々たるものでしかない(南米、ウズベキスタンでは砂漠と言うか砂漠の中の舗装路を走っただけなので、水族館のガラス越しに海を見ていた感じ)ので、とりあえず行っときます(せめて潜水艦の窓越しに見られるくらいにはなっときたい)。

そんなわけで、本番はDonhuangからです。

あと、アラスカの最低気温は-45℃位のこと
砂漠の始まりDunhuangまでは 3500 km のこと