たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

砂漠までの道のり日記(08.02.12~08.02.16)

すんません。楽しみにしてくれていた人がいたのに、1ヶ月半遅れでアップします。
以下、出発後の足立の日記のうち、公開してもオーケーなもの。



2/12 神戸発。
KUCCの Nishida, Kawakami Shinji, Takeiriと一緒。

2/13 起きたらひどい船酔い。
朝飯タダだから、気合いで食べる。
夕方まで寝込む。
その後マシになり、3人にロシア語のレッスン。

2/14 上海着。
3人の列車の乗車券(Kashgarまで)取るのと自転車送るのに○○○(走る?)

2/15 3人と別れ上海をチャリで出発。
この日は、おそらく僕が今まで自転車乗った中で最もつまらない1日だった。
大阪までチャリ通勤していた時の方がまだおもしろかった。
延々と続く高速道路の様な道。スモッグと排気ガスの中、巨大工場と荒れ地だけの風景を百数十km走る。
中国は、こんな主要道路沿いの、外人も見るところをあえてこんな風景にしているのか?
巨大工場で国力をアピールしているのだろうか。
確かにこの風景は救いがない様に見える。
ただこのクソおもしろくない景色は、中国の本当の景色ではないと思う。
日本でもそうだが、主要道路をはずれたちょっと来ただけの旅行者には見えない(隠されている?)ところに本当の風景があるのだろう。

2/16 Yangtze(剌徨臭)を渡る橋が、高速道路で警官に通してもらえなかったため、さらにYangtze(剌徨臭)上流へ。
中国人はごみをポイポイ捨てる。我々や西洋人はそれを見て顔をしかめるだろう。
しかし、同時に廃品をいっぱいに積載したトラック、自転車やゴミを拾い集めている人の姿をよく見る。
人件費が生産物資源価格に比べて安いせいで、木くずなど日本では燃やされるだけのものでもリサイクルされている。
我々はごみをポイ捨てしない、しかし”きれいに”全部ゴミとして出して燃やしてしまう。
確かにその方が見栄えだけはいい。
しかし、中国ではポイ捨てされるがため、ゴミたちは再生資源として活用されるチャンスを与えられている。
そんなわけで、予定より100km上流の橋、こちらも高速道路だったが、今度は通れて Yangtze 渡れた。
北岸のYangzhouで泊まる。
Nanjing (掴奨) 近くで反日感情高いのかもしれないが、宿のおばちゃんなど日本人と知ればすごく面倒見てくれる。
今のところすでに予定から遅れはじめている。