たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

廃村八丁

2年間は身動きが取れないということで、
山に行ってきました。

この前まで、大統領になる気分だ。と思ってた。
店をやるということは、
プライバシーも今よりなくなるし(あっあの店の人だ。フレスコで買い物してる!とか)
休みがないし(まー休みたかったら休めばいいんだろうけど)
ニコニコご機嫌でいなくちゃだろうし・・・。
と。

だけども、世のおかーさん業をやっている人というのは、そんなもんだろうで、
小さな子がいる人が、
気が向いたからって映画を観て帰るわけにゃーいかんだろうし、
それこそ休む間もなく、
イライラしても、それだけでは物事うまくまわらんわけで・・・。

と、考えると、大げさなもんだなと思った。大統領とは。


だけども、2日間まるまる留守にするのは難しいだろうからと、
6人で廃村八丁へ行ってきた。

メンバーは、7歳児、12歳思春期突入寸前中学生、28歳私、31歳彼、40代主婦、50代男性と、なんとも多様で、50代から40代、30代、20代、10代、一桁 と来たもんだ。

私の彼は、これまでの人生で最も山経験の少ないメンバーと同行し、様々な発見があったようだし、(本当に驚いていた。想像を絶するの意味がわかったって。)

私は私で、2人きりだと、どうしても私にはしんどいコースとなり、最後は半泣きで歩くこともある。
過去に一度は、ひっくり返って、もう一歩も歩けない!と騒いだこともある。

が、こども達の手前、なんちゅぅか自分がしんどいなんて、まるで感じず、常に他者を全体を見ようとするから、なかなかいいもんだ。


こどもの日記には、
「行くとき山をいっここえました。」
「テントにはいるときわくわくしました。」
「かえるとき山をいっここえました。」
「たのしかったです。」
とあったらしい。

大冒険をしたとのことで、今もまだわくわくがとまらないようだ。
自分って燃費がいいなーと思う。1週間前の出来事で、まだ今も保っている。
山に行くと、こんなに気持ちがよかったんだった。と改めて思った。
水がおいしくて、肌がすべすべになって、身体が軽くなる。

大忙しのこのときに、わざわざ行ってよかった。廃村八丁