お茶の御稽古

月曜から木曜まで仕事をして
金土日と店を始めたんだから
あきらめなくちゃいけないいろんなことがある

毎日えらく多くのことを学ぶこのひと月を振り返って
お茶はやめようかと考えたけれど
ひとまず行ってみた

なんちゅぅか
自分が属している世界とあまりの違いに
まずその空気で十分に汗をかく

汗だくだくになって
極度の緊張下で
脳みそは全ての神経をそこにやる

店を始めることを考えだしてから、
店に関することを考えずに
数時間を過ごすことはたぶんなかった。

ところが

お茶の御稽古の間、3時間、
ただの一度もこれ以外のことを考える余地がない。
これってとっても健康的だと思った。

脳みそを働かせるというより休めるという感じだ
帰り道、運動をした後のような汗を爽快だと感じた
時空間がまるで違うところに存在していたのではないかと思った

体力が続きそうだと思うなら、月に一度のお茶を続けよう
チャリンコで１５分でワープできるなんてありがたい世の中だ
自分が無条件で一番の初心者であるという、ここまで位置がはっきりしているのも、何かいいものなんだろう。