たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

顎関節症

数ヶ月前に、あごの骨のゴキゴキの音量が過去最大になったのに加え、少々痛みのようなものも感じられるようになってきたので、周りの人間に相談したところ・・・

それは、すぐに口腔外科に行ったほうがいいと言われ

今回はたやすくそれに従いました。

向かいの東風の天然酵母パンを食べるのに、あごの不快感でおいしさが減っていたのが、そうさせたと言ってもいい。



先生は「あごの関節というのはね、食べる、しゃべる、息をする で最も動かす関節のひとつなんですよ。」
と言って
あごの仕組みがすぐにわかる本を私に渡した。

悪いけど、わたしゃよく食べるほうだ。
それに、悪いけど、人より何倍もしゃべる。
その量たるや・・・。
息は、この5年でだいぶ鼻呼吸に変わったけど、そうは言っても口でも息してるもんね。特にしゃべるときの息継ぎなんてさ。

それに加えて

私は、宇都宮や長崎や京都など、自分の住まいを転々としているために、歯医者も変わる
虫歯が多いから、治療回数も多い
ひとつひとつの治療は完成していても
全体のバランスが軽視されている

それで、あごの関節のプレート(図で見ると、白玉団子の様だ。赤血球と言ってもいい)が薄くなって、音がなるんだそうな。

「背骨も首の骨も、手首の骨も指も腰も、全部バキバキと音を立てるもんだから、あごだってそりゃー鳴りたいんだろう。と思っていた。」と先生に言ったらば

「これは、結構ひどいよ」と

今はマウスピースをできるだけして、その骨と骨がくっつかんように空間を作り、自然治癒力で、プレートの細胞がにょきにょきと生えて、大きくなって、また以前のように、骨と骨の間でその役目を果たしてくれるようにとやっている。

その昔、長崎では、「あなたはうちの患者さんの中では開口度一番よ」と言われていた。
中学のバスケットボールを片手で持てるこの大きな手で作った大きなこぶしも入るほどの大きな口で
りんごを丸のままほうばろうとしたとき
あれは、下呂のあたりで前の座席に座っていた18切符の旅人が、スケッチブックに私の似顔絵を収めていた。
顔の3分の2が口でできている似顔絵。

もう、開口度一番と言われる時代は終わったのかな・・・。
さみしいな

最近妙に忙しくて、歯医者さんのあの倒れる椅子の上で、先生を待つ間が、たった一人でゆっくりできる時間だとかみしめています。

ダライラマのお告げの、一日に一度は自分だけになる時間を作りなさいというのは、うんと難しいことだ。