「お金の要らない日」からわかったことのつづき

そうこうして一日が終わり、閉店間際の常連さん。
いつもちょっと皮肉を言うおばさま。
今日は、お金の要らない日なんです。と、その日のせりふを言うと、
「あぁ表に書いてあったのは本当なのね。それじゃ遠慮なく。」
あっでも、代わりにみなさんに何かしていただいているんです。なければ・・・って、また次のせりふを言いかけたら。
「私はあなたに何を差し上げたらよろしいかしら。」
「私はあなたに差し上げるものを何も持ち合わせていないから、あなたの今後のご活躍とご多幸・・・」
私は、（あぁこうやってありきたりの言葉を並べて、この人帰るんだ。）なんて、頭で考えてたら、
「あなたは、自分のやりたいことができる人ですよ。だから、しっかり前に進みなさい」と言われた。
私、この人のこと勘違いしてたみたい。と思って、
ありがとうございます。って頭下げたまま涙止まらなかったよ。
短い間に、たくさんの人に見守ってもらって、一緒に何かをつくった感がある。これって手ごたえってヤツじゃないか？

本当にしっかり前に進もう。