たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

すきなこと

なじみのそばやに行ったら、大将が「はるかちゃん、また彼はどっか変な国へ行ってるんじゃーないかい?」と言ってきた。
「えー今朝、東ティモールに発ちました」と答えたならば
「おー。当たっちゃったねー。あれはもービョーキだね。死なない限り辞めないね。」とおっしゃった。
「えーほんとうに」

物理的に出かけられない間は(在日本)
頭の中でトリップしてるんだか、地図をずっと見てる。
四六時中見ていて、馬鹿かと思う。
昨日も見ていたじゃんそのページ。ってところをまた見てる。
あるいは、PCでグーグルアースだかなんだかを見てる。
一人ひとつずつ部屋を獲得した現在では(留守番を任されているためで、留守している方が帰ってくる来年8月にはまた慎ましやかな生活に戻る)、
あちらは、「はるかのカタッポずつしかないピアスを見なくてすむかと思うとせーせーする。」と言っていたが、
こっちとしちゃー、地図が転がってない自分のスペースがあることを拝んできた身。せーせーするどころじゃない。
共用スペースに地図があるたび、ヤツのスペースに戻すが、気づくとまた地図が出ている。

と言いつつ、こちらも、レシピどおりに料理なんてしたためしがないくせに、イベント前の料理をする段になると、まず何冊もの料理本を机に置くんだから、第三者からみると変わらないかもしれない。

創作意欲というのは、時間があるだけではダメで、生み出すだけのエネルギーを余分に自分が持っていないといけないことがわかった。
今のところ、まだ料理で精一杯なのか、毛糸屋もビーズ屋も布屋も、付近をうろうろするものの購入までにいたらず。
しかし、これも「一度スタートラインにたってしまうと、一日中姿勢を変えずに作りまくる」自分の体質がなくなったことを意味するわけではない。

最近の私がビョー的にムショーに好きなものといえば、
パン焼き機の「練り」の間中、見つめてしまうことでしょうか。
なんちゅぅか、その時間的余裕がでてきた自分にうっとりしているのが半分なのかもしれないけれど。
とにかく、自分でこねた方が早いだろーって感じなんだけど、
粉と水と油がバフッパフゥって混ざり始めて、それが次第にまとまり、
四隅にたまった粉に届きそうで届かなくて、つい手を貸したくなるところを思いとどまると、それがどういうわけか、いずれ届き、最終的にはつやつやのドウ(dough)ができる。
その機械とも思えない動きがどうにもたまらなくてね。
昨日はにんじんパンで15分見続けてしまいました。

それはそうと、風邪がひける身体になったことには感謝です。
店をやっている間、ハードなのに風邪ひとつ引かなかったってことは、身体がちっとも緩まなかったって証でしょうからに。
ありがてぇありがてぇ