たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

人形劇の余韻のうちに、東ティモールへ

この前の体育の日、京都は見事な秋晴れで、
もうそのお天気だけで、気持ちがよい!という日でした。

そんな日に、お寺の本堂をぜーんぶ開放していただき、
気持ちのよいこと、この上なし!
ふすまってすごいな。あるとなしとでこんなに空間を変えることができる。

劇団MOMOのメンバーが、寺を森へと化かしていく。

私はいつも、自分が主催するイベントで、こどもが一人でも居てくれると、その場が和んで、本当に助かるなーと思う。
それが今度は、こどものお客さんが来る。
大人の名前なんて、しょっちゅー忘れて失礼をしているというのに、こどもの名前は覚える気があるんだろう。
だいたい一度で覚える。
来る子来る子に、呼びかけてるうち、私のテンションがどんどん上がる。

お寺の子は、ここのところ、私が大台所で作業するイベントの日は、だいたい手伝ってくれる。10歳って頼もしい。毎回毎回できることが増えている。
「こどもたちが、みんなすごい夢中でみてるで」って、報告してくれるのには笑った。
その10歳とほぼ同じレベルで、32歳の私の彼も、「みんな楽しそうに見てる」と、様子を報告に来る。助っ人の2人には本当に助かりました。

お昼ごはんをみんなで食べて、また劇に戻る。

一体これはなんなんだ??と思ったよ。

劇の中と、休憩時間とで、同じ人がしゃべっているのに、
こどもの方も、役者の方と同様にスイッチをオンにしたりオフにしたりできるのかな?

思い思いに境内で、お弁当を広げたり、お茶をしたり、とても美しい光景でした。

こどものためのイベントだと、大人は連れて行くだけだけど、
大人がこどもだった頃テレビやラジオやテープで聞いた懐かしい歌・声、こどもの気持ちを忘れかけた大人に響くメッセージ、子育てをしているみんなをあたたかく応援してくれているのがわかって、
本当にあったかくなった。
みんなじーんってなってるのがよく伝わった。

その後で、こどもも居ないのに参加していた私たちは、食べたりしゃべったりで、満たされたエネルギーを使ったのでした。

そうしたら、のんびりしていたと思った私の彼は、
昨日午後になって、「明日から東ティモールに行ってくるね」と。
びっくりして熱出しちゃいました。私。
誰にも言わずに行っちゃった。
ついに私にも、前日にしか打ち明けなくなった・・・。

なんかおばあちゃんちいくみたいな格好で行ったよ。。。
10年ぶりのチャリなし旅行のようですよ。


私が人形劇やお芝居にたくさん触れたのは、父に連れられて毎年見る手話劇や人形劇だったように思う。
自分のルーツはたくさん作っておくと、豊かだね。