たんぽぽはるかの日常

39歳で初めて妊娠、40歳で自宅出産、41歳でエンジョイ育児。

妖怪大豆ババァの出現

日曜日の味噌造りの会のために、
土曜日の朝は、早くからお寺の大台所で、大豆を煮ました。
思いのほか参加者が多く、20キロの乾燥大豆は、水を吸って40キロの大豆になっていました。
大なべに10個!
天気のよい朝で、気分がよかった。
台所では、妖怪大豆ババァになった気分でした。

湯がいている途中、アクが、ソフトクリームのように、角が立つように、ビルディングの様にできる。

講師の酒屋さん(酒屋さんだけど一見八百屋。豆や麹や塩、昼ごはんの野菜(無農薬)まで仕入れた)が、届けてくれたときにコツと一緒に教えてくれたのは、

この灰汁(アク)を取る作業が肝心です。
灰汁を取らないと、えぐみが残ります。
豆腐屋さんのお豆腐とスーパーのお豆腐くらい味が違うと思ってください。
スーパーのお豆腐には、消泡剤が入ってますが、これは灰汁の泡を消すためです。

私が朝かけたのは10キロ分の大豆で、これで立つ泡のビルディングができた。
シンクが取った泡でいっぱいなるほどに。
ということは業務用じゃどうなるんだ。
えらいこっちゃ!と実感しました。
うちの豆腐は、だからおいしいんだ!と、納得しました。

それで夕方もう一弾をやりに、お寺へ行って、友達にバトンタッチをして、
帰ってセイントバレンタインズデイごっこをし、彼と彼の後輩とケーキを食べて、餅ピザを食べて・・・
それから、彼の別の後輩と待ち合わせてボーリングへ行った。
京都に来て6年、一度も行ったことがなかったので、かなり楽しかった。
同レベルであったことも幸いして。
途中で彼たち2人も加わった。
5ゲームもするなんて(最後の1ゲームは放棄したけど)、大した根性です。
1ゲーム目終盤で、すでに体のあちこちに痛みを感じていました。
案の定、今は筋肉痛に悩まされています。
しかし、下手なはるかの下にも下はいて、はるかが一番だったので、とっても気持ちよく過ごしました。がはっ!
終わったら真夜中。

翌朝、再び早起きして、朝から大豆たちを火にかける。

結局23人の人たちと、子どもたちと、講師の酒屋さんのおかみさんと若旦那とで、有意義な味噌造りの会となりました。
あそこで70キロの味噌が作られたことになる。
す・ご・い。

私はなんちゅぅかいわゆる裏方じみていて、がっつり味噌の作り方を学んだわけじゃないんだけど、裏方には裏方の高揚感があり、みんなが喜んでいるのをみると、よかったよかったと思うわけで。
味噌の作り方は、また来年、酒屋の「公開:我が家の味噌造り」に参じることとしよう。

特に、こどもたちがいるというのが、毎度のことながら、最高に幸せな気分にしてくれるわけです。

人形劇に来た子は、あのお寺が、人形劇の主人公・鬼丸のいるところだと思っていたのは、とってもかわいかったな。

あと、看板を描いてくれたかれんちゃんは、みんなが寝静まっているところに、みそを盗みにくるおばけを描いていました。
これぞ!妖怪ミソばばぁでしょうか。

その後、壊れた椅子を最近仕事でお世話になっている家具屋に修理で出し、修学院の友達の家でのピッツァパーティへと出かけ、また新しいお友達ができて、楽しい一日となりました◎

いつも自分はホスト役が多いので、こうしてゲストになるって気分いいもんだなぁと思いました。
ゲストがうちに来るときに、気分よくなってくれたほうがいいね。はるかちょっと偉そうすぎるホストだな。と思いました。